電子署名いよいよスタート!

昨日は、たくさんの佐世保市民の皆さんの署名をいただきました。

今後ももちろん署名活動は続けます。

そして、より多くの皆さんに、石木ダム問題を知って頂くために、いよいよ電子署名を始めました!

Change.org

長崎県知事 中村法道 様 佐世保市長 朝長則男 様

上をクリックして、ぜひ周りの方に拡散して頂けますよう、よろしくお願い致します。

また、インターネットをなさらない方には、紙の署名用紙をダウンロードして、ご使用いただけますようお願い致します。

 

 

 

強制収用しないで!署名 4時間で588筆!

9月6日午後の昼下がり、買い物客が行きかう佐世保四ヶ町アーケード街で

「強制収用しないでください!」の署名活動をおこないました。

「石木川まもり隊」の呼びかけに賛同して、佐世保市内、川棚町、なんと佐賀県からも助っ人の皆さん20人以上が集まってくださいました。

地元「川原=こうばる」からも、7人の美女が集合!

それが功を奏したのか・・

はたまた、昨日の、収用裁決申請のニュースで関心が高まっていたのか、

多くの人がチラシやウチワを受け取ってくれました。

歩きながら、さっそく目を通す人も・・

 

こちらは、ダム建設予定地の写真に見入る人たち。

地元地権者のS子さんの説明にも、しっかり耳を傾けています。

 

そうして共感した人たちが、あっちでも、

こっちでも、

たくさん署名してくれました。

用意した署名用紙80枚(400筆分)では足りず、コピーに走ってもらいました。

 

終わってみれば、4時間で、なんと588筆!

嬉しい誤算でした。

 

やはり「石木ダムは佐世保市民の願い」ではない。

少なくとも、強制収用してまでダムを望んではいない。

そのことが確認できて、佐世保市民の一人として、とても嬉しく勇気づけられました。

 

手伝ってくださった皆様、本当にありがとうございました!

 

ついに、収用裁決申請!

県と佐世保市は今日午前、土地の強制収用に向けた裁決申請を県収用委員会に提出しました。 

知事は「ぎりぎりまで話し合いでの解決を目指す」と言っていたけれど、

期限の8日を待たず、3日早い今日、提出に踏み切りました。

 

「とるならとってみれ。命までとらんやろ。しかし、命をとるのと一緒」

何があってもここに住み続けると決めたKさんの言葉は重い。

 

S子さんも電話で言ってました。

「県はまーだわかっとらんね〜 うったちにお金や脅しはきかんとに。

 うったちはなーんも変わらんもん。同じ生活を続けるだけよ。

 だから、ダムはできんとに・・・」

 

どうして、この覚悟が知事には伝わらないのでしょう?

 

 

 

これは、県の土木部河川課から佐世保市水道局に届いたお知らせの文書。

佐世保市議会では緊急に「石木ダム建設促進特別委員会」が開かれ、

水道局長より報告があり、その際委員に配布されたものです。

 

 ※の但し書きが意味するものは・・・

 

地に落ちた「誠心誠意」 

両手を広げて行く手を阻む県職員とガードマン。

私たちが向かっていたのは知事室。

一枚の抗議文を手渡すために川棚町や佐世保市など県内各地から集まった県民が

知事に会うことは叶いませんでした。

 

伝えたかったのは、知事が裁決申請の方針を決定したことへの抗議と撤回の要請です。

いくら国が事業認定したとはいえ、石木ダムの必要性については大きな疑念が持たれており、

つい最近ようやく、起業者である県や佐世保市と反対地権者や県民との議論が始まったばかり。

そんな中で裁決申請とは、あまりにも乱暴です。

知事の真意を問いたい、この方針を撤回してほしい、その思いを届けに来たのです。

 

そんな県民を中に入れず、職員に人間の壁を造らせた県の姿勢に強い憤りを覚えます。

これは知事の意思でしょうか?

だとしたら、知事は嘘つきです。

知事はこれまで、議会でも記者会見でも、いつもいつも、

地権者の皆さんの理解が得られるよう、「誠心誠意対応したい」と言い続けてきました。

 

知事がどうしても裁決申請をやりたいのなら、

その前に、その方針決定について地権者に直接伝え、地権者の怒りの言葉に耳を傾け、

その思いを受け止め、犠牲を強いる皆さんへのお詫びの言葉を述べた上で、

それでも県としてはやらせて頂く、との決意を伝えるべきでしょう。

それがせめてもの誠意ではないでしょうか。

 

私たちは5日前には、今日知事に会いに行くことを知らせていました。

知事にとって「理解を得たい」相手、「誠心誠意」を尽くすべき相手が出向いてくるのだから、

その時間は何はさておき空けておくのが当たり前でしょう。

どうしても変更できない先約があるなら、

地権者へ別の時間帯を指定して変更を願い出るのが、これまた当然の処置。

そのようなことは何もせず、河川課企画監が出て来て、

「知事は不在です、連絡はとれません、いつ戻るかもわかりません、

 河川課が対応することになっています、別室を用意しています」などと言って、

知事にも副知事にも会わせようとしません。

秘書課長にさえ連絡をとろうとせず、私たちは何時間も庁舎外で待ち続けました。

そして、待っていても埒が明かないことを悟り、ついに皆で庁舎内に入って行ったのです。

私たちの行く手を必死に遮る河川課職員。

なぜ彼らは、そんなに地権者と知事を会わせたくないのでしょうか?

 

なぜ知事は逃げるのでしょう?

そのことが何よりも地権者を傷つけ落胆させ、知事への不信感を増していることがわからないのでしょうか?

それとも地権者が怖いのか?

地権者の固い意思と正当な道理の前に太刀打ちできない怖さを感じているのか?

激しいもみ合いの中で、そのような思いが頭の中をぐるぐると巡っていました。

 

秘書課との交渉の末、ようやく秘書課長が出て来て抗議文書を受け取ることで話がつきました。

皆を代表して抗議文を読み上げる岩下さん。

「この文書も、皆さんの言葉も、私が責任をもってしっかり知事に伝えます」と約束した秘書課長。

 

その抗議文とは、こちらです。

 

 

これを秘書課長に渡すだけで3時間半もの時間を消費し、県庁内に騒動をまきおこしてしまいました。

職員や来庁者の方々に多大なご迷惑をおかけしたことと思います。

しかし、これは決して私たちの本意ではありません。

知事がすんなり会ってくだされば、あるいはせめて副知事でも対応して下されば、

何の混乱もなく30分ほどで終わったはずです。

 

今回は秘書課長が受け取って下さいましたが、

本来は知事に直接会って渡したかった!

一言でも言葉を交わして受け取ってほしかった!

これが地権者の思いです。私たちの願いです。

それが、そんなに大それた願いですか?不可能な願いですか?

 

副知事さえも出てこない!

長崎県にとって、公共事業の犠牲となる県民の存在とは、そんなちっぽけなものなのですか!

 

今日、中村知事の「誠心誠意」は地に落ちました。

 

もうすぐ「水を大切にする日」!

もう9月!早や9月!昨日9月1日は防災の日でしたね。

まもなく9月6日「水を大切にする日」がやってきます。

何?「水を大切にする日」?そんなの知らん!という方がほとんどでしょう。

「水を大切にする日」は、佐世保市独自の記念日なのです。

市のHPにはこのように書かれています。

 

平成6年、北部九州一帯で起こった異常渇水により、水源に乏しい佐世保市では264日間にも及ぶ給水制限を余儀なくされました。
このことは、市民生活はもとより、街の経済にまで大きな打撃を与えました。
本市では、これを教訓とし、今後に生かすため、市内全域に給水制限を実施した9月6日を「水を大切にする日」と定め、平成7年以降、水に関する啓発を行っています。
市民の皆様ならびに事業者の皆様におかれましては、「水を大切にする日」を通じて、「水の大切さ」について改めて考えていただく機会として下さいますようお願い致します。 

 

で、実際どんなことをおこなっているかというと、

こんなうちわを会場で配っていたり、

「水を大切に」の幟を持ってパレードしたり・・

って、それはいいんだけど、何やら変な横断幕が・・・

水不足は続いています?今までもこれからも?!

そう、この日の目的は、水を大切にしよう〜という啓蒙運動にはほど遠く、

市民の皆さん、あの昔の渇水の苦労忘れちゃいないでしょう?

あの時は大変でしたね。皆さんは忘れかけているかもしれませんが、

実は今も水不足は続いているんですよ。

幸い大きな干ばつが起きてないので皆さんは気づかないでしょうが、

いつまた、あの渇水被害がおこるかもしれないんですよ、

怖いですね〜、困りますね〜、どうしましょう?

やはり、石木ダムをお願いするしかありませんね〜

ということで、市長、市議会議長、国会議員等々勢ぞろいで石木ダムをアピールする、

それが、「水を大切にする日」の実態なのです。

上の写真は、全て一昨年のものです。

 

昨年の9月6日は、事業認定の告示がなされた日。

長崎県や佐世保市が待ちに待ってた事業認定です。

反対地権者の土地を強制的に取得してダムを造ってもいいですよ。

それほど石木ダムは公益性の高い事業なのですからという認定を国からもらった日。

なので、こんなイベントなど昨年はやっちゃいません。

 

いっぽう私たちは、やりましたよ。

ほーちゃんの川魚の絵を使って作ったオリジナルうちわを配って、

石木ダム問題をアピール。

そして、石木ダム反対や、強制収用しないでください!の署名集めをしました。

老若男女たくさんの方が署名してくださいました。

 

あれから1年。

いよいよ知事は収用裁決申請の決断をしました。

8日までに、県収用委員会に手続きすると、8月26日に発表しました。

その日が、今日なのか、明日なのか・・・私たちにはわかりません。

が、その方針を撤回してほしい!と、明日知事に訴えにいきます。

地権者の皆さんと共に。

10時半過ぎに県庁前に集まります。

お近くの方、同じ思いの方、一緒に集いませんか?

 

話がすっかり横道にそれてしまいましたが、

私たちは、今年も9月6日の「水を大切にする日」に、佐世保のアーケード街で、

署名活動と、うちわやリーフレットを配ります。

 

今年のうちわは、こちらです。

なーんだ。去年と同じじゃん!

と思うでしょ?

ほんの少し違ってますよ。

どこが違うでしょう?

正解者にはうちわをもう1本プレゼント!

な〜んてことはいたしません。

 

よかったら、お立ち寄りください。

9月6日(土)13:00〜15:00、

四ヶ町アーケード街島瀬公園そばで、やってまーす!  

本市に助成制度は存在しない!?

 

先月情報公開請求していた資料が用意できたとのことで取りに行くと、

そのうちの1件は「情報不存在」のため開示できないという。

その件とは、市が助成している雨水貯留タンクの総数と総貯水容量などについて。

不存在の理由欄に書かれた文言は「本市に助成制度は存在しない」だって・・・。

 

なぬ?!

慢性的水不足です。

水不足の解消は本市の喫緊の課題です。

市民は節水に努めていますが、受忍の限界にきています。

等々並べて石木ダムの必要性を訴える佐世保市が、

雨水貯留タンクの助成もしていないって?

 

渇水都市と言われている市の多くが取り組んでいるし、

長崎市でも雨水タンクに助成するという記事を数年前に見かけました。

日本一の地下水を誇る熊本市でさえ、小中学校のすべてに雨水タンクを設置し、

個人宅に設置する場合は雨水タンクなら上限が35,000円、

雨水槽なら上限70,000円助成するそうです。

他にも雨水浸透マスやビニールハウス雨水浸透施設にも助成しています。

 

佐世保市はそのような雨水利用も呼びかけず、助成金も出さず、

ただただ石木ダムに頼るばかり・・・

水道局の職員さんも、この文書を出すとき、相当恥ずかしかったでしょうね〜

 

川原にある、この看板を思い出しました。


       何故造らぬ 己の水がめ 人だのみ

まさしく、その通り。

おっしゃる通りです。

佐世保市民として、超情けない〜〜〜〜〜〜! 

 

石木ダム問題を知った学生さんたちの感想

8月26日、長崎県立大学(佐世保校)において戸田清教授による「環境社会学」の集中講義があり、今年も石木ダム問題を取り上げてくださいました。

資料の一つとして、昨年の「石木ダム全国集会」における、ほーちゃんの紙芝居と嶋津氏講演の録画(ユーチューブ)http://www.youtube.com/watch?v=ZWEqY5n1voMが使われました。

それを観た学生さんたちの感想を、少しだけご紹介します。

 

ダムの建設は莫大なコストがかかる、生態系が破壊されるといった問題があり、デメリットのほうが多いのではないかと思う。住民の意見は行政に反映されないような仕組みがあるので、改善されなければいけないと思った。

 

地元住民(佐世保市民の間違い)も57%が建設に反対しているにもかかわらず、行政が「市民の願い」というように掲げているのには驚きました。また、ダム建設のために水需要の架空予測や保有水源の過小評価をするなど、市民に誤った知識を植え付けており、ダムが建設されればその費用を負担することになる市民の正しい情報を知る権利を侵害していると感じました。

 

ビデオに出てくる紙芝居が家にあり、読んだことがありました。読んだときは、石木ダム反対についての一方的な意見だなと感じましたが、今回の授業で内容を理解することができました。 

 

石木ダムの建設が考えられ始めてから50年も経過していることに非常に驚いた。石木ダムの話は何度も聞いたことがあったが、こんなにも石木ダムを作ることによって悪影響があるとは知らなかった。市民は石木ダムの建設に半数以上が反対しているのに、行政はそれを無視し、市民の税金を使って様々な取組みを行っていることに腹が立った。地域を活性化させるには、ダム建設以外にできることがあるのではないだろうか。

 

伝えることの難しさ、大切さをあらためて感じます。

「紙芝居が家にあり読んだことがあった」けど、その時は「一方的な意見だと感じた」という。

嶋津氏の講演とセットで観ると、客観的・科学的根拠が示され納得できたのでしょう。

「石木ダムの話は何度も聞いたことがあった」が、その実態については「知らなかった」という。

学生さんだけでなく多くの人が、きっとそう・・・。

テレビや新聞で報じても、自分とは関わりのないことだと思っている限り、その情報は右から左に通り過ぎるだけ。

でも、学ぼうという意思を持って観ると、そこに理解や疑問が生まれるのでしょう。

 

環境社会学という、これからの日本をつくっていく上で大事な学問を学んでいる若者たちに、身近な事例として石木ダム問題を提示してくださっている戸田教授に心から拍手を送りたい… 

 

 

長崎新聞 今日(8月29日)の論説 

 

たいへん公正な論説だと思います。

起業者の側にも地権者の側にも寄らず、

両者を見守る県民の、そのまた後ろから三者を客観的に眺め、

観察した結果見えて来たものを率直に伝えている・・・そのように感じました。

 

・国と自治体の借金が天文学的な数字に膨らむ中、無駄な公共事業は許されない。

・必要な公共事業もある。

・100億単位の金をかけ、土地収用という強権を用いてまでダムを造るという話に、県民の支持がひろがるのか?

・今後水需要が増えると言われても、人口減と経済の不振を実感する県民にとって現実味に乏しい。

・県の説明は必要性と危機を強弁しているようにしか見えないのではないか。

・行政が目的に従い手順を踏もうとするほど、それを見守る民意は離れていく。

 

中村知事、今からでも遅くありません。

裁決申請の方針を見直して、話し合いを続行しましょう! 

 

強制収用を目指す裁決申請決定に、抗議文を送りましょう!

「9月8日までに裁決申請する」という方針決定を知事が明らかにしてから、

県や佐世保市へ抗議のメールやFAXが、続々と送られています。

 

意思表示は大切です!

黙っていたらわからない。

私たちの意思を為政者に届けましょう。

 

まだ、9月8日までには時間があります。

まだ収用委員会に申請されたわけではありません。

知事は今アメリカへ出張中。

今日あたり、ラスベガスでカジノについて視察、意見交換なさっているころでしょう。

来月2日、知事が帰国した時にたくさんのラブレター(抗議文)でお迎えできるよう、

一人でも多くの方が送信してくださいますよう、切に願っています。

 

長さも、書き方も自由。

好きなように思いのまま書いてください。

 

これまで、こちらに届いた文面をご紹介します。

 

<千葉県SMさんから川棚町長へ>

川棚町町長  山口文夫様へ            
 石木ダムのための収用裁決に反対してください。
私は長崎県佐世保市川棚町の石木ダム建設予定地から遠い、千葉県松戸市に住む一市民です。このような遠隔地でも、佐世保市や川棚町の貴重な財産であるホタルの里に、不要で無駄なダムが建設されると聞いて黙っていられず、お願いをしたいと思います。人口減少縮小社会に入った日本では、各地で飲み水、工業用水、農業用水が余るようになってきました。漏水対策も進み、節水家電も普及してきた現代は、昔よりずっと、水需要が減ってきているのです。一方、大雨洪水や土砂災害は近年酷くなってきていますが、この対策も昔ながらのダム建設では防ぎようがなくなってきたのです。つまり、利水にも治水にもダムは不要な時代になりました。
ましてや、川棚町こうばるの美しい自然は、失われつつある日本の原風景とまで言われる貴重な財産です。そこに住む人々も、50年もの間、「お金が欲しいのではない、ここに住みたいだけだ」と言って13世帯もの地権者がダム建設に反対しているではありませんか。その方々を強制的に追い出して、のどかな故郷を湖の底に沈めてしまうような愚策に手を貸すことをやめてください。人々を慣れ親しんだ父祖の地から追い出すだけでなく、ゲンジボタルの乱舞する、希少な川魚のつどう石木川中流域の自然生態系そのものを消滅させてしまうことになるのは明らかです。
このような暴挙を食い止めて、ぜひ歴史に名を残す町長さんになってください。石木ダム建設中止にお力を貸してください。お願いいたします

 

<埼玉県YHさんから長崎県知事へ>

治水にも利水にも必要のない石木ダムは絶対につくらないで下さい。
これから人口減少社会になります。
水需要も減ってゆき、税金も減ってゆき、無用なダムは子孫に負の遺産しか残しません。
なにより貴重な里山の自然を壊し、コミュニティを壊し、こうばるの方たちの暮らしを奪ってしまいます。
どうぞ石木ダムを作らないで下さい。


<山梨県WMさんから佐世保市長へ>

私は山梨県に住む一主婦ですが、貴市が建設しようとしている石木ダムについて、同じ日本という国に住む者として長い間見守ってきた経緯がありますので、ここに私の意見を述べさせていただきます。
石木ダム建設予定地に住んでいらっしゃる方々は、ただご自分の土地に住み続けたいという至極当然の気持ちをお持ちです。その方たちの土地を奪うことは絶対に許されることではありません。
そもそも石木ダムは建設する必要のないダムであることは、長崎県民の多くの方々が、そして遠く離れた私のような山梨県やその他の地域に住む人々も周知のことです。
どうか、これ以上日本という地を破壊し、その地に住む人々を追い出し苦しめることはおやめ下さい。
緑美しい環境を子々孫々まで残してください。利権にまつわるマネーはいつかは消えてしまうものですが、自然環境は永遠に残るものです。そして一度失われたら、それを再生するには気の遠くなるほどの長い時間がかかります。
日本を、自然が豊富な、緑が茂る、人々が癒され心豊かになる国として、地方から再生しませんか。
それを願い、必要のないダムを造ることはおやめ頂くよう要望致します。
 

<神奈川県のOSさんから知事と市長へ>

1.長崎県知事宛:

住民のみなさんの基本的人権を踏みにじるような
やり方で進めようとしている石木ダム建設に反対です。
県民の幸せをめざす自治行政の立場から、石木ダムの
建設を中止する行動を起してください。

2.佐世保市長宛:

住民のみなさんの基本的人権を踏みにじるような
やり方で進めようとしている石木ダム建設に反対です。
市民の幸せをめざす自治行政の立場から、石木ダムの
建設を中止する行動を起してください。

 

<東京都IMさんから知事と市長へ>

1.長崎県知事宛:

そもそも「強制収用はしない」というのが最初の県知事選挙での公約でした。
これほどの明白な県民への裏切りはありません。
これまでの経緯をみると、国からの圧力がかかってきたものと推測されますが、県知事として県民の権利を護ることが一番大切なことだと思いま
す。
石木ダム建設の治水目的も利水目的もその根拠は全く失われています。
「08/27 石木ダム事業 反対地権者 国にダムの必要性 再調査を要望」
http://goo.gl/tZZH1R
この事業は無駄な公共事業そのものです。被害は基本的人権と財産を奪われる反対地権者だけではありません。無駄な税金投入は、福祉や暮らしを
よくするための、本来得られるべき財源が奪われる県民もまた被害者です。
県民のために正しい道を選んで欲しいと心から願っています。

2.佐世保市長宛:

石木ダムの必要性について再調査を強く要請します。
治水にも利水にも必要のない石木ダムは絶対につくらないで下さい。これから人口減少社会になり、水需要も減ってゆき、税金も減ってゆき、無用
なダムは子孫に負の遺産しか残しません。
「08/27 石木ダム事業 反対地権者 国にダムの必要性 再調査を要望」
http://goo.gl/tZZH1R
この事業は無駄な公共事業そのものです。被害は基本的人権と財産を奪われる反対地権者だけではありません。無駄な税金投入は、福祉や暮らしを
よくするための、本来得られるべき財源が奪われる県民もまた被害者です。
未来の子どもたちのために、貴重な里山の自然を残すことが私たちの使命だと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

 

<埼玉県OMさんから長崎県知事へ>

 石木ダムの計画を中止してください。
 経済成長と、そのためのインフラ整備を何よりも優先させる時代は、福島第一原発の事故によって無残な終焉を迎えました。
 自然と共生する、地域地域の暮らしをたいせつにする時代に切り替えなければ、これからの日本に人は生きていけません。
 石木ダム建設の中止は、このような新たな時代への切り替えを、地方から発信することになります。
 首長のご英断を、心から願うものです。
 
 
 
<佐世保市MRさんから佐世保市長へ>
 
佐世保市長 朝長則男 様

報道によりますと、石木ダム建設に関し、長崎県は9月上旬までに県収用委員会へ収用の裁決を申請する方針を固め、明日26日にも、佐世保市長及び川棚町長にその方針を伝え、両首長の理解が得られれば、裁決申請の考えを明らかにすると伝えられています。

しかし中村県知事は初立候補の際「強制収用はしない」と公約しておられます。
佐世保市の利水についても、需要予測が過大ではないか…という問いに対して何ら納得のいく説明もありませんし、また川棚川の治水に対しても、県当局が現在の川棚川の河川改修で洪水は解消できると答えられています。
つまり、このダムの必要性については論理的にも倫理的にも全く破綻しており、そして、そのようなダムを膨大な税金を投入して造るということは県民に対しての背信であり、また地権者の生存権の侵害でしかありません。
佐世保市民である私は、このような手段で造られるダムの水は、心が痛み一滴でも飲みたくありませんし、非常に恥ずかしく思います。
ですので市長におかれましては、収用裁決申請を行わないよう進言していただくことを強く求めます。

もちろん大切で重要なコンクリート的な「造る」公共事業もあることは承知しておりますが、この石木ダムは必然性がありません。利水、そして治水についても、もっともっと容易で安価で自然も住民も慈しみ、現在のトレンドである「持続可能な世界」に沿えるスマートなインテレクチュアルな方法で十分対応が可能ではないでしょうか。
長崎県、そして佐世保市が、ダム建設という手段ではなく、そのような人にも地球にも優しい新しい手法で利水、治水対策を講じれば、それは他の自治体の模範にもなり、尊敬の対象となることは請け合いだと思います。

賢明な朝長市長には、ぜひ「収用裁決申請の永久凍結」というご英断をいただき、新しく優しい、そしてスマートな県、市のあり方をお示しいただきたく心よりお願い申し上げます。
 
 
 

もちろん、ここにご紹介したのは、ごく一部。

ほとんどの方が直接FAXなりメールなりなさっているので、

こちらで内容を知り得るわけはありません。

たまたま、「こんな抗議文を送りましたよ〜」と知らせて下さった方がいましたので、

その方々の許可を得て公開しています。

 

重ねて呼びかけます。

一人でも多くの方が、収用裁決申請は止めてほしいとの意思を、FAXorメールor電話で伝えませんか。

宛先はこちらです。

*長崎県知事 中村法道
 電話 095-824-1111 (代表) FAX:095-826-5682
 知事への提案 https://eap.pref.nagasaki.lg.jp/kv2/index_pc.php5?FORMNO=42000G00001085ibS&SETUID=SSL

*佐世保市長 朝長則男
 TEL/ 0956-24-1111 (代表)  FAX:0956-25-2184
 市長への手紙  https://www.city.sasebo.nagasaki.jp/mailmayor/emfmayorinput.jsp

*川棚町長  山口文夫
 TEL:0956-82-3131(代表) FAX:0956-82-3134

そして、送信した後で、文面を公表可能な方は、こちらのコメント欄にお願いします。

またFacebookをなさっている方はこちらまでお願いします。

https://www.facebook.com/ishikigawamamoritai