WITNESS(立会人)は、なんと700人!

10月30日12時、 WITNESS TO KOHBARU IN AUTUMN

ついにオープンです!

 

ボランティアもはしゃいでいます。

 

おお!若者がたくさん!

こんな光景、佐世保でもめったにみられません。

彼らの眼と耳を釘付けにしているのは、

小林武史さんはじめ、

PONDLOW、Caravan、東田トモヒロ、TOSHI – LOWなどなどのアーティストたち。

 

真っ青な空、たっぷりの陽射し、爽やかな風、藁の匂い…

ここで聴く音楽の何という心地良さ。

それはアーティストの皆さんも観客も一緒。

それぞれが「こうばる」を失いたくないと感じてくださったようで…

 

WTKのブースでは次々に署名に訪れる人の姿がありました。

石木ダムについて話し合いの場を設けてほしいという署名です。

途中で用紙が足りなくなって、コピーを頼まれたほどでした。

 

う〜ん、なんて素敵な写真展!

こうばるの棚田に、こうばるの田畑や小道の写真。

会場と作品が溶け込んで、とても自然でとても不思議な感覚に…

 

あの櫓はこのためだったのですね〜

子どもたちも大喜びで見上げています。

大きな白いキャンパスは寄せ書きのためのものでした。

We love nature!!とか、

ドラえもんも「NOダム」と言ってます。

 

夕暮れが迫った頃、Salyuが登場、一段と大きな拍手が…。

なんと、彼女が歌い出したのは「こうばるのうた」。

こうばるブースでお鍋やきりたんぽをつくっていたお母さんたちも飛び出してきました。

涙を流したのはお母さんたちだけではありませんでした。

 

真っ暗になってもステージの前にはたくさんの人、人、人。

 

打ち上げのとき、皆がSalyuさんの周りに集まってきました。

特にこうばるのお父さんたちは、いつになくデレデレの様子。

前からSalyuさんの大ファンだったHちゃんは、感動して涙ぼろぼろ。

最後に皆でもう一度「こうばるのうた」を歌い、

Salyuさんは再訪を誓ってくれました。

 

この夜、こうばるはいつまでも熱く盛り上がり、

蛍のようなランタンが静かに見守っていました。

 

 

いよいよ明日!音楽と食の祭典inこうばる!

昨日の雨が嘘のよう!

公民館での作業(しし鍋500人分の材料を洗ったり切ったりするだけ)を終え、

会場近くに来てみると、おおおーーーーー!

たくさんの真っ白なテントが、青い空と濃い緑に囲まれて、輝いています。

このやぐらのようなものは何?

この大きな看板にどんな絵が描かれるのでしょうね〜

お〜! メイン会場だけでもテントがこんなにたくさん!

正面はステージのようです。

その手前で、皆さん、泥んこになって何をしてるかわかります?

昨日の雨が溜まった田んぼの水を掬い取っているんです。

パタゴニアの辻井社長も…。

でも、楽しそう?

ステージの左側の方のテントの1つに、こうばるブースがあります。

美味しいしし鍋ときりたんぽが味わえます。

きりたんぽは教えてもらいながら一緒に作るんですよ。

焼きあがるまで、こうばるのお母さんたちとおしゃべりも楽しみましょう〜

 

こちらがゲートです。

まず、いつものほたる祭りの会場広場で受付を済ませて、それからこちらへお進みください。

 

明日も晴れの予報です。

秋晴れの空の下、美味しいものを食べながら、素敵な音楽に酔いしれてください。

ここ、「こうばる」で。

 

思い出に残る一日を過ごしてください。

ここ、「こうばる」で。

 

そして、なぜ、「こうばる」で、こんな素敵なイベントが企画されたのか、

それを知ってほしい…

 

市役所前でチラシ配り

「ダムより漏水対策!」のチラシ配り第二弾は、佐世保市役所前でやりました。

集まった市民19名は、2〜3人ずつ要所要所に分かれてスタンバイ。

朝8時頃、職員の皆さんが続々と庁舎へ。

 

こちらはバス停の前。

受け取って、早速目を通して下さる方もけっこういます。

嬉しいです!

陸橋を渡って降りてくる人にも、はい、どうぞ〜

陸橋の向こう側は水道局です。

水道局の前でも、もちろん配りましたよ。

こちらの女性も階段を上りながら読んで下さっています。

 

8時半少し前、職員の皆さんはほぼ庁舎内へ吸い込まれていき、

手元のチラシもなくなってきたので、終了の合図を送り、全員集合。

持参した700枚はほぼ完配。20枚ほど残っただけでした。

 

朝の忙しい時間帯にチラシ配布活動に参加してくださった市民の皆さん、

ありがとうございました!

気持ちよくチラシを受け取ってくださった職員の皆さん、

ありがとうございました!

 

チラシの内容について疑問やご意見などありましたら、

そこに書かれている連絡先に、ドシドシお寄せください。

皆さんと意見交換できることを心から願っています。 

 

10/22石木川のトークイベントのご報告

みなさん、こんにちは。

最近、ブログ更新が多いですね…軽ソウ状態でしょうか?危ないですね…

さて、今日はなんで更新するかというと、関東の支援者の方(スパイ)が先日開催された石木川のトークイベントの報告を私に送ってくださったから。

まさか!?関東の支援者Kさんを遠隔操作!?

簡単なコピペなんですけど、写真と一緒にご報告させていただきます!



こうばるのみなさんへ。

秋の気配が色濃くなってきましたね。

大崎ゲートシティで開催されたFuture Seccion Tokyoは大盛会の余韻を残しつつ終了しました。

テーマが「〝ふるさと〝とダムと民主主義」と云う、私にとっては大変敷居の高いテーマでしたが、
参加されていた約70名の方たちどなたもが、本当に真剣に登壇者の方たちのお話に深く頷きながら
時に、大爆笑しながら聞いてらっしゃったのが、とても印象に残っています。

(ビールやフリードリンク・クッキーなどが有ったのも、その場を一段と和ませたツールだったような(笑))

トーク全体の詳細な内容はそのうち、どなたかからご報告があるかと思いますので
こうばるの方たちひとりひとりに熱い想いを馳せてらっしゃるゲストの方たちの、
イベント終了後のヒトコマをアップさせて頂きますね。

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★司会進行のパタゴニア日本支社長の辻井さん。

実際にお見かけしたのは今回で3回目。

パタゴニアの企業理念やこうばるの抱える問題を分かり易く説明してくださいました。

また、人脈の広さとお人柄で、このこうばるの実情を沢山の方たちに広めて下さってます。

お立場上とっても偉い方なのに、フレンドリーに接してくださりこちらが恐縮してしまいました^^;

(シャッターのタイミングが合わず申し訳ありません^^;)

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★いとうせいこうさん。

お話本当に面白かったです!

辻井さんからこうばるの話を聞き、その日のうちにこうばる行きのスケジュールを立てられたとか。

清流ながれるこうばるで取れたお米が本当に美味しくて、佐世保でのマルシェでは実際に売り子さんまでされたこととか、

猪肉がとっても柔らかくて美味しかったこと。

石木ダムの計画は全く不条理であること。

多岐にわたるお仕事をされている中で、本当にこうばるへの熱い想いを持ってらっしゃるのだなぁと

お話を聞きながら、言葉ひとつひとつに胸の中がじーんと熱くなりました。

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★ロバート・ハリスさん。

こうばる地区は、ロバートさん自身が過去に10年程住まわれていたインドネシア・バリ島ウブドと良く似た風景で、

そこかしこに田んぼがあり、夜は蛍が無数に飛び交う、昔のウブドのような風景だとおっしゃっていました。

私自身もウブドの良さに魅了され、30数回渡航を繰り返していますが、

ウブドへ行って、違和感なく現地に溶け込めたのは、川棚町の自然の豊かさや同じ空気感を感じたからだと思います。

こうばる訪問時に、現地の方たちのお話に涙がこみ上げてきたこと、

30分と聞いていたのに、実際は1時間もかかって虚空蔵へ登られたこと(笑)

海外滞在経験で蓄積された英語力を活かして、「ほたるの川のま もりびと(仮)」の英語訳を買ってでられたこと。

無償の愛を余すところなく呈してくださるお人柄に感動しました。

バリ島ウブドという一方的な共通点を見つけてしまい(笑) イベント終了後に、ウブドの話をさせて頂きました。

(ウブドに共通の友人がいることも驚きでした!)

★山田英治監督。

参加者に囲まれてらしたのでソロの撮影は控えさせていただきましたが、(せいこうさんの右後ろ)

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ご両親が福島出身である監督が(ご自身は関東生まれ)、今回の映画を撮られるきっかけになった3.・11の大災害。

ふるさとのない人はひとりも居ない。

そのふるさとを想う気持ちが映画の中に溢れていると思います。

クラウドファンディング(「ほたるの川のまもりびと(仮)」)の目標達成まであと1歩ですね♪

現在は編集段階の様ですが、一日も早い完成を楽しみにお待ちしています。

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★こうばるのみなさん。

会場にいらした方、全員が、こうばるの方たちに目と心を向けていらっしゃいましたよ。

そしてまた、参加者の方たちから、実際にこうばるに行って見たい! というお言葉を聞きました。

今週末のWTKのご成功、心よりお祈りしてます!

WTKのイベント時にはアウトドアウエア・サンダルなどで有名なKEENも、

当日の売り上げを映画完成に向けてご応援してくださるとのメッセージもありました。



嬉しい報告ですね〜

大崎の会場、大変盛り上がったようで、行きたかったですね〜

さぁ、こうばる地区での音楽フェスWTKも今週末です!

今年もなんとか、こうばるショップでこうばる支援米を販売する運びとなりました。

今年は去年よりたくさん買い付けることができそうです!

5キロ、15キロ、30キロ、玄米or白米と選べます。

10キロ以上注文で送料無料にします!

まずは、10/30の音楽フェスWTKで2キロと3キロを販売し、そこでネットショップの宣伝もしようと思います。

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現在、チラシを手書き中…

レモングラスティーも販売できそうです!

今回は、2グラム×3個入り100円と、約12グラム入り200円の二種類を販売します。

現在、コツコツ包装中…

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当日の天気は、現在のところ晴れみたい!

よかった、お天気がズレないといいね〜

私は、今週は無理しないよう、仮眠をとりながら作業を続けたいと思います。

県は石木ダム事業から撤退して!

10月20日の長崎新聞「声」の欄に、こんな投稿記事がありました。

そうだ!そうだ!といたく共感しましたが、

その後ほかのことに追われ、この記事のことは忘れてしまってました。

今日、数日ぶりにFacebookを開くと、知人のページにこの記事が出ていて、

63人の方が「いいね!」をクリックし、19人の方がシェアしていました。

 

やはり、石木ダム事業撤退論に共感する人は多いんですね〜

しかも、その理由について、この方の理屈はとてもわかりやすい!

 

★半世紀前に計画されたダムができなくても、生活に支障をきたしている人はいない

★厳しい財政、限られた予算、やるべきことは他にたくさんあるはず。

★佐世保市では老朽水道管の更新が急がれている。

★このまま進めば失敗事業になりかねない。

 

もうすでに失敗してるとは思いますが…

そう言わないところがいいですね。

いま方向転換すれば、まだ失敗は免れるかもと感じてもらうためにも。

 

それにしても、西海市に住む方が、

石木ダムについて、こんなに詳しいなんて驚きですね〜

佐世保の水事情についてもよくご存じで…

佐世保市民としては、少々恥ずかしい気もしますが、

それ以上に県内に仲間がいることを感じ、とても嬉しくなりました。

 

久々のチラシ配り、市民は漏水に関心有り

昨日は久しぶりにアーケード街でチラシ配りを実施。

土曜日の昼下がりということで人通りもけっこう多く、

たくさんの方がチラシを受け取って下さいました。 

受け取ってすぐに目を通したり、お連れの方と意見交換したり…

もちろん受け取りを拒否する人もたくさんいますが、

いつもに比べると、手元のチラシがすぐになくなっていきました。

 

こちらがそのチラシの表です。

裏はこちら。
受け取らずに通り過ぎようとした人に、

「佐世保は大量の水漏れが続いているのをご存知ですか?」と声をかけると、

「え、そうなの?」とか「よく聞きますよね。そんなにひどいの?」とか、

言いながら、チラシを受け取ってくれる人もけっこういました。

やはり市民は漏水問題の重要性には気づいているんですね。

 

2時間で500枚を配る予定でしたが、1時間半弱で、700枚配布完了!

この活動に集まってくれた皆さんのおかげです。

中には赤ちゃんをだっこしてチラシを配ってくれた若い女性もいました。

 

また、参加者も途中から徐々に増えてきたので、

6名は場所を移動して近くの住宅街でポスティングすることになりました。

勝富町、宮崎町、高天町、祇園町、戸尾町などで、こちらも700枚完了。

合計1400枚を、市民に届けることができました。

 

長崎市から手伝いに来てくれた男性は、

 私たちもよくチラシ配りをするが、長崎ではこんなに受け取ってくれない。

 佐世保の皆さんはやはり関心が高いのでしょうか?

とおっしゃっていました。

 

また、今回初めてチラシ配りに参加した女性は、

 私がチラシを持って立っていたら知人が声をかけてくれた。

 その人と石木ダム問題について語り合えたことが嬉しかった。

 ただ配るだけでなく、話し合うことも大切だと思う。

 石木ダムに賛成だという人もいたけど、その理由を聞きたかった。

と、貴重な感想を述べて下さいました。

 

とにもかくにも、昨日のチラシ配りは、やって良かった!を実感。

第二弾、第三弾も続けますよ〜

ただし、次回はアーケード街ではありません。

もっといいところ!

どこかな〜?

日時が決まったら、またお知らせしますね〜

次回は是非あなたも  

 

今朝の新聞記事を添付します。

収用委員会、そんなに急いでどこへ行く?

今日は収用委員会が開かれ、第3次裁決申請に関する2回目の審理が行われました。

が、もちろん今回も地権者側は欠席です。

今回対象となっているのは、4軒の家屋を含むおよそ3万平方メートルの土地で、県側が土地の補償額などを説明しただけで終わったようです。

NBCニュースによりますと、

なぜ会場が野球場内の会議室になったのかと問われ、県収用委員会の梶村龍太会長は「会議室が他に空いていなかったため」と答えたようです。

(場所が無くても、どうしても今日開きたかったってこと?何をそんなに急いでいるのかな?)

KTNニュースによりますと、

今後は審理する件数が多いことから、収用委員会のメンバーが手分けして審理を開くことにしていて、14日は別の土地の審理が開かれるそうです。

(やっぱり急いでいますね〜)

またNHKニュースによると、

梶村会長は、「地権者側には審理に出席して主張してもらいたい。私たちが現地に出向くことも考えている」と話していたそうです。

収用委員会の次の審理は、14日だそうですが、今度はどこでやるのかな?

 

ところで、今日は遠方からやってきた友人Nさんと水道局へ行くことになり、

バス停でバスを待っていると、

こーんなバスがやってきて、初めて見たNさんは大興奮。

乗るときは時間がなかったので、降りてすぐカメラでカシャ!

私もつられてパシャ!

バスが去って行ったので、いざ、水道局へ、と前を見たら、

ん?何かヘン。どこかヘン。何か足りない…

そう!いつものアレが無い!

コレです。

数年前に撮った写真ですが、私が佐世保に移住してきた8年前からずっと変わらず、

この場所に、この懸垂幕がありました。

それが無いなんて…どーゆーことでしょう? 

 

用件が終わった後で、ワクワクしながら尋ねました。

いつもの懸垂幕ありませんよね?

もう外すことにしたのですか? 

水道局職員曰く、

え?そうですか?ありませんか?

気が付かなかったな〜 

そう言えば・・・この前、台風が来るから外すとか言ってましたから、

そのままになってるのかな?確認しときます。

 

ガクっ! 

確認しなくていいので、ずーっとそのままにしといてください!

あの懸垂幕に怒っている市民はたくさんいるのですから。 

 

そう、そう、懸垂幕はありませんでしたが、電光掲示板はいつものように点灯していましたよ。

今日の貯水率です。

なんと、 99.5%

それを見たNさんが言いました。

こんなに水あるのに、やっぱりダム造るの?

お金がもったいないよ。

それよりさー、この水道局の建物を建て替えた方がいいんじゃない?

地震がくると危ないかも…

エレベーターも無いしさ、職員の人も可哀想。。

 

同感です! 

 

秋晴れの下、こうばるで稲刈り

昨日の大雨が嘘のよう…爽やかな秋晴れ。

お、もうやってますね!

今日は「こうばる田んぼのオーナー」の稲刈り日です。

こーんな看板が立っていますが、

県にも国にも土地を売った覚えのない地権者は、今年も田植えをし、草取りをし、

大切に稲を育ててきました。

そんな地権者を応援して、一緒に農作業をお手伝いしながら、収穫したお米をゲットする…

それが「こうばる田んぼのオーナー」です。

今日は10人ほどのオーナーさんがやってきて、こうばるの皆さんに教えてもらいながら、楽しく稲刈り。

見るは易し、行うは難し。

私は昨年に続き2回目の経験ですが、皆さんのようにカマでスパッとは切れず、

相変わらずゴリゴリやって、笑われました。トホホ・・・

刈った稲は、5〜6束ずつ稲藁で束ねていきますが、これがまた難しい。

私たちがやると、仕上げがゆるゆるに・・・。

 

ゆるゆると言えば、今日の田んぼもゆるゆる。昨日の雨で湿ったままです。

泥濘に足を取られたり、短い靴では歩けないほど水が溜まっているところも。

その歩きにくさに、田植えの時のことを思い出しました。

あの時は一歩一歩がひと苦労だったな〜

足が抜けなくて力いっぱい引き抜いた途端、

みごとに尻餅をつき、半身泥だらけになったっけ…

などと思い出すうちに、たしか私この辺で植えたよな〜

このたわわに実った稲穂は、もしやあの時、私が埋め込んだ稲の苗かも…

そう思うとなんだか嬉しくなってニンマリ。

稲を刈る手にも力が湧いてきました。 

刈り取った穂先が水に浸からないよう、なるべく乾いたところに移動させ、束ねる作業中。

トン、トンと木槌の音。

それは木の棒をしっかり地面に打ち込む音でした。

?印交差させたところに長ーい木の棒を横に掛け、ロープで固定します。

そうやって出来た稲掛けに稲束を二段に干していきます。

一段目を干すときは、稲束を七三に分けて、向きを交互に掛けていき、

二段目は半分に分けて干すのがコツだそうです。

こうばるの皆さんは、リズミカルに手早く美しく掛けていき、

触ってみると、稲もしっかり固定されていますが、

私たちがやると、デコボコ、ふらふら。

何事も経験ですね〜

経験の積み重ねが美しいもの、素晴らしいもの、美味しいものを生み出すのですね。

 

経験の積み重ねとは、時間の積み重ねでもあります。

「こうばる」に流れた時は、美味しいお米だけでなく、

ここにしかない味わい深いものをたくさん生み出してきました。

こうばるの風景であり、暮らしであり、人々の生き方そのものです。

残したい。

失ってはいけない大切なものが、ここには詰まっている。

新米のおにぎりと漬物を噛みしめながら、その思いは深まるばかりでした。

 

中村知事や朝長市長にも、このおにぎりを食べてもらいたいな〜

来年は一緒に田植えや稲刈りを経験してもらいたいな〜

ここで。

そうしたら、きっと気づくはず。

石木ダム?早くストップしなくっちゃ…と。