大石知事への手紙

一昨日、宮崎県在住の隊員MMさんからメールが届きました。新知事が川原を訪問したと聞いて自分も嬉しく思う。遠くに居て何もできないが大石知事への期待を伝えたいと思い、県のホームページ内の「知事への提案」欄にメッセージを送った、とのことでした。

とても共感する内容でした。知事は読んでくださったでしょうか?そもそも知事のもとに届いているでしょうか?はなはだ疑問に思えてならないし、知事以外にも、土木部長さんや河川課長さん、佐世保市長さんや水道局長さんにも読んで欲しいな~と思いました。ご本人にお願いし、快諾を得たので、ここに転載させていただきます。

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長崎県知事 大石賢吾 様

 

 長崎県知事、ご就任、おめでとうございます。

 私は長崎県民ではありませんが、一言、知事に提案があります。

 それは、石木ダム事業のことです。

 歴代の知事の愚行を踏まぬよう、これ以上、長崎県行政の横暴を許してはなりません。

知事は、「横暴」ではなく、「法にのっとった行政」と言うかもしれません。

しかし、傍から見ていると明らかな、行政の横暴であり、沖縄の辺野古の海の埋め立てと同じです。

 知事が、就任間もないこの時期に現地に行かれ、住民の方に対面されたのは、とても素晴らしいことだと思います。

 その次に、是非、行って頂きたいのは、石木ダムが本当に必要な事業なのかということを客観的にしかもオープンな形で、議論をすすめることです。

 参考になるのは、熊本県の川辺川ダム計画の説明不十分との考えから、当時の潮谷熊本県知事が行った「住民討論集会」です。このオープンな場を事業主体である国土交通省が主催し、ダム有効性、費用対効果、環境影響など様々な観点での議論をオープンな形で行いました。そのことによって、川辺川ダムの本質が皆さんに理解が深まりました。

 このようなことを石木ダム事業についても、是非、行って頂きたいと思います。

 そうして、あくまでも平和裏に、双方が納得いく形で、ダムの是非を問うてみて頂ければと思います。

 知事さんには、知事さんの立場、公約があるとは思います。その公約の裏には「絶対に県民を裏切らない」という強い人間性が存在していると思います。

 今後の知事さんのご活躍に期待しています。

 よろしく、お願い致します。

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長崎県のホームページには「知事のページ」があります。https://www.pref.nagasaki.jp/koho/governor/

大石知事からのメッセージの最後には、
県民一人一人の皆様の声を聞き、寄り添いながら、県政をしっかりと前に進めてまいります。「皆さんと一緒につくる新しい長崎県」の実現を目指し、自らが動く知事として邁進してまいりますので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
と書かれています。

MMさんは県民じゃないけれど無視しないでいただきたいですね。

そして、私たち県民こそ大石知事のこの言葉を信じて、MMさんのように「知事への提案」欄にメッセージを送ってみませんか。

入力フォームはこちらです。https://eap.pref.nagasaki.lg.jp/kv2/index_pc.php5?FORMNO=42000G00001085ibS&SETUID=SSL