佐世保市は、18日、石木ダム事業の再評価結果を厚労省に提出、受理されました。
なんとも素早い対応でした。
というか…早すぎる!
なぜって、「佐世保市上下水道事業経営検討委員会」から答申書を提出されたのは、
3月14日(木)の夕方ですよ。
それを受けて、「事業継続」とする佐世保市としての再評価書をまとめて、
国への窓口である県へ提出したのは翌日の3月15日(金)ですよ。
そして、県がそれを厚労省に提出したのは、3月18日(月)ですから、
すべて用意万端、手はずはついていたって感じですよね。
ま、来年度の補助金の予算獲得のために敷かれたレール、
その上を走る列車に乗り遅れないよう、飛び乗った…ってところでしょうか。
前回の再評価とは、何から何まで、えらい違いです。
前回は、再評価の準備を始めるのも早かったし、
委員会から答申が出された後も、丁寧にことを運びました。
平成19年11月13日 第3回委員会開催(最終回)
平成19年12月15日 委員会、意見書(答申)を市に提出
平成20年 2月15日 再評価結果の公告
平成20年 2月21日 佐世保市長、厚生労働大臣に再評価結果の報告
というように、前回は意見書が出されてから結果報告まで約10週間もかかったのに、
今回は、わずか4日!
しかも間に土日が入っているので、正味2日です。
やはり、やる気の問題でしょうね。
まじめにきちんと再評価をしようとするか、
形だけ整えて早く終わりにしようとするか。
トップが変わると、やり方はいくらでも変えられるものなんですね〜