6.30講演会で納得!石木ダムは無用の長物

6月30日は朝から雨。弱まったり強まったり・・・前日は列車に運休が出るほどの大雨だったので心配しましたが、予報通り午後になると雨は止み、ほっ。💛

満席とはなりませんでしたが、会場には沢山の方が…(^^)



会場は佐世保市民文化ホール。
旧佐世保鎮守府凱旋記念館で、国の文化財に登録されているクラシックな建物です。

https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/62615/

というわけで、椅子並べや上映機器の準備がたいへんでした。300席の椅子を並べるために早くから集まって下さったサポーターの皆様、本当にありがとうございました!

さて、今回の講演会は、このタイトルが示すように、



石木ダム訴訟の判決はどうなるのかな~

原告(地元住民など)が勝ったら、石木ダムは中止になるの?

それとも負けたら、石木ダムは建設されるの?

いやいや、裁判で全てが決まるわけではない。

公共事業はみんなのためにやるのだから、

みんなが、それぞれ考えなくっちゃ!

石木ダム、どうする?造るの?造らないの?

決めるのは私たち。決めるのはあなた。一緒に考えよう~

そのための講演会でした。

今回お招きした講師は、ダム問題の専門家であり、石木ダムの専門家と言っても過言ではないお二人です。

まず初めに登壇されたのは、今本博健先生。
河川工学と防災工学がご専門。京都大学防災研究所の所長も務められた方で、治水の基本は人命を守り壊滅的な被害を避けることだとおっしゃっています。



実は、今本先生はもともとは土木・河川工学のスペシャリストとしてダムを造る側にいた方です。ところがダムを知り尽くしてみると、ダムには様々な欠点(想定以上の洪水は防げない、住民を危険に晒す、自然環境を破壊する、地域社会を分断する、土砂をせき止め地形や生態系のバランスを崩す等々)があるのに気づき、立場を180度変えてしまった勇気ある学者です。

もちろん、すべてのダムを否定するつもりはない。過去には必要なダムもあった。しかし、これ以上新たなダムは必要ない。その1つが、いや、最たるものが石木ダムだと断言されています。



今本先生の講演内容はこちらです。

180630佐世保講演会(治水)

専門的な用語やグラフが多くて、難しいな~と感じた方も多かったことでしょう。でも、これだけは理解できたのではないでしょうか?

治水対策はダムだけじゃない、全部で8つの対策案があったんだってこと。

県は「そのどれも、石木ダムよりお金がかかる。石木ダムが一番安くできる。いわゆる費用対効果が高い」と言った。ところが、そのデータがおかしい。

ダム案の経費は必要以上に低く抑え、ダム案以外の経費は必要以上に高く設定していた。

残念ながらそれはよくある話で、その例として鳥取県の中部ダムの場合が紹介されました。



当時の片山知事が職員に見直しを命じたところ、それまでは河川改修より安かったダム案が、見直し後は河川改修の3倍近いコストがかかることが判明したそうです。それで、無駄なダムの建設は回避でき、税金の無駄遣いを減らすことができたというわけ。

長崎県の知事も、このような賢明な方であればいいのですが・・・

そして、今本先生が一番伝えたかったのは、こちらでしょう。



なぜ「石木ダムがつくられれば、川棚町民が洪水に怯え続ける」のか?

ダムは想定内の洪水にしか対応できません。100年に1回の大雨が降ったら川棚川の下流にはこのくらいの水量が流れ込むと予測し、それが溢れないよう堰き止めて流量を調節しようとするのがダム計画。

でも、計画以上の雨が降ったら?ダムは破堤する前に放流します。
すると、大雨でいっぱいいっぱいの川に、どどーっと大量の水が流れ込み、堤防の決壊や人災に繋がります。
ダムが無ければ、流量は徐々に増えるので、避難する時間もあるのですが。

 

では、なぜ「石木ダムがつくられれば、佐世保市民が困窮する」のでしょう?

それは、嶋津氏の講演で明らかとなりました。



嶋津氏の講演内容はこちらです。

 

講演のタイトルは「佐世保市民にとって石木ダムは無用の長物


なんと大胆で、そして、わかりやすいタイトル!


配布資料:http://suigenren.jp/wp-content/uploads/2018/07/ccfbd37d2a349bf49c35de9158767947.pdf

スライド:http://suigenren.jp/wp-content/uploads/2018/07/89d535239715c3aaca07660fb9c09c95.pdf

スライドには目次もついています。

Ⅰ 縮小社会の進行で水余りが進む時代

Ⅱ 佐世保の水需給計画の虚構

Ⅲ 過去の渇水が再来したらどうなるのか

Ⅳ 既設ダムの老朽化への対策に石木ダムは必要か

Ⅴ 佐世保市民は石木ダムのためにいくら負担するのか

以上、論点が一目瞭然なので、それぞれが知りたかったところだけを読んで頂くことができます。もちろん、全部大事なことだらけですが。

今本先生ご指摘の「石木ダムは佐世保市民を困窮させる」とは、Ⅴの「佐世保市民は石木ダムのためにいくら負担するのか」を見れば明らかです。

スライド58以降に詳しく解説されていますので、是非開いていただきたいのですが、簡単にまとめると、

佐世保市の負担額は、

ダム建設負担金+関連水道施設整備費―国庫補助金=299億円

その財源の大半は地方債で賄い、その利息=40億円

合計=339億円 (A)

それを佐世保市の現世帯数で割ると1世帯あたり=32万円にもなるそうです。

しかも、それだけじゃない。

完成後50年間の石木ダム維持管理費+施設更新費負担分=3億円

完成後50年間の水道施設の維持管理費+施設更新費=291億円

合計=294億円 (B)

A+B=633億円

つまり私たち佐世保市民は633億円ものお金を石木ダム事業に注ぎ込むこととなり、世帯数で割ると約60万円だそうです。

ダムができて50年後というと、私などとっくにこの世にはいないので、
やはり子や孫の世代にその負担を押し付けることになります。

平成28年度決算時点ですでに122億6千万円支出済みとのことでしたが、
まだこれから520億円ほど支払いが残っているわけです。

いま石木ダム計画を止めれば、520億円もの無駄遣いが防げます。

そのお金で漏水対策に力を入れれば、水を無駄にすることも減るし、
漏水事故による断水も防げます。

それでも石木ダム造りますか?

 

続いて、石木ダム対策弁護団団長の馬奈木昭雄弁護士から「今後のたたかいの展望」と題してのお話がありました。



両講師の話を聞きながら、私はワイツゼッカーが東西ドイツ統一の時に言った言葉を思い出していた。

嘘無しではやっていけない政治体制の中では、書類もまた嘘をつく

中央官庁をはじめとして今の日本全体が陥っている姿だが、長崎県と佐世保市も同じだ。

50年間弁護士をやってきたが、これほどでたらめな資料を使ってでたらめなことをやろうとしている事業はない。裁判の中で我々はそれを明らかにしてきた。だから100%勝てる!と言いたいが、残念ながら、そうは言い切れない。

どれだけ筋の通ったことを言っても、国の方針通りにやろうとする裁判官は多い。裁判所が国と一体化している。それは諫早湾干拓の裁判結果を見れば明らか。

その結果を出した同じ長崎地裁で石木ダムの裁判もやっている。
仮に勝てたとしても、その判決に県が従うだろうか?

自分の運命を他人(裁判官)に委ねるわけにはいかない。自分の運命は自分で決める。それを身をもって示してきたのがこうばるの皆さんの闘いである。

日本国憲法の基本原則は、国民主権。
地域のことは地域で決める。地域住民の合意形成が必要。

合意の前提は正しいデータである。
正しいデータを示し、住民が判断する。それがあるべき姿。

石木ダムは要らないという合意を作ろうではありませんか。

 

最後に、原告団を代表して、また地元住民を代表して、岩下和雄さんからご挨拶がありました。



石木ダムは計画から50年近く経っている。なぜ私たちが反対してきたか。

当時佐世保市は、「現在は9万6千トンの水を使っているが、将来は16万トンの水が必要になる。それには石木ダムを造るしかない」と言っていた。

私たちはそんなに増えることが信じられず、県に対し話し合いを求めてきたが、県はそれに応じず計画を進めてきた。

今では当初の予測の半分も使っていない。この必要のないダムのために、私たちの家や自然豊かな地域を湖底に沈めることは許されない。

一昨年こうばるにやってきた佐世保市長は「佐世保市民の豊かな生活のために有り余る水を確保する必要がある。だから石木ダムが必要なのだ」と言った。

我々の生活圏を奪ってまで佐世保市民は石木ダムを望んでいるのか?

今ある水を上手に使って、生活できるのでは?

多額の借金をしてまでダムを造る必要はないのでは?

私たちはたとえ裁判に負けてもそこに住み続ける。

ふる里を守っていく。

佐世保市民、県民の皆さんと共に、石木ダムが必要なのか?と問い続けて行きたい。

 

以上、講演会の全容をお伝えしました。

参加する機会のなかった方にも是非その内容を知ってほしかったからです。

特に佐世保市民の皆さん、嶋津氏の講演資料をクリックして目を通してみてください。

佐世保市の説明とのギャップに驚かれたことでしょう。

佐世保市は広報でこれからも石木ダムが必要だと主張し続けるでしょう。

それを見た時、この資料を思い出してください。

そして、両方の主張を理解した上で、あなたご自身で考えてみてください。

 

わからないことがあれば、このブログにコメントをください。

嶋津氏に伝え、お返事を頂きます。

 

さあ、地域のことは地域で決めましょう~

長崎県のダム建設は、長崎県民で考えましょう。

正しいデータを使って!

 

 

市役所のち裁判所

今日は、曇りのち晴れ、一時ドシャ降りの忙しい空模様でしたが、私たちも市役所や裁判所、中央公民館などを駆け巡る忙しい一日でした。

石木ダム工事差し止め訴訟第6回口頭弁論の前に、まずは、市役所と水道局前でチラシ配り!



配ったのは、6.30講演会のチラシだけじゃなく、パンフレットも一緒に配布。

石木ダムパンフレット 弁護団作成

事業認定取消訴訟の判決を前に、これまでの流れや争点、そして原告の思いなど全てが詰まった集大成ともいえるパンフレットです。





快く受け取ってくださった職員の皆様、ありがとうございます。
どうか、お時間のある時に、ゆっくり目を通して頂ければと願っています。

お陰様で、わずか30分(8:00~8:30)の間に、約650部を手渡せました~

終わるやいなや、いったん帰宅。
汗を流して、一息ついて、今度は長崎地裁佐世保支部へ。



今日も門前集会には沢山の地権者や支援者の方が集まりました。
中には、初めて石木ダム訴訟を傍聴に来た若い女性お2人も!
子育て世代のお母さんたちにも関心が広がっているのかな?



この法廷画はその若い女性が描かれたもの。すごいですねー

さて、今日の内容ですが、県や佐世保市から提出された準備書面には、工事の必要性や権利性について、新たな主張は全くありませんでした。

前回期日において、佐世保市の代理人は原告代理人の弁論に「反論します。その反論をまとめるのに2ヶ月ほど頂きたい」と言ったのです。
私たちは、どんな新たな反論が出てくるのか大きな関心を持って待っていたのですが・・・出てきた書面は、正味1ページにも満たないもので、その内容も取消訴訟で国が述べたものを証拠としており、新しいものはなーんにもありませんでした。

そうなるとこちら側も追加の主張をする必要もなく、次回期日は9月12日(水)15時と決まりました。

今後について、報告集会で弁護団は次のように説明しました。

これで原告被告双方の主張は出揃った。
今後は原告側がその主張をどう証明していくかという段階に入る。
工事の必要性については取消訴訟の方で尋問しているので、こちらの裁判では権利侵害の重大性について現地住民の方に証人尋問をやりたいと考えている。
佐世保市民への証人尋問もすべきかどうかなど具体的なことは、7月9日の判決を踏まえた上で考えたい。

さて、その7月9日の判決ですが、どのように受け止め行動すべきかについても説明がありました。

勝った場合、国に控訴させないことが大事で、そのためのアピールを行う。
負けた場合、県は手放しでは喜べないはず。強制収用しなければならない。
住民13世帯の家を壊し追い出すという非道なやり方を世論が許すはずがない。

負けた時こそ、私たちは顔をあげて立ち上がり、闘い続ける意思を示そう!

ということで、判決当日と翌日の行動予定をお知らせします。

7月9日(月)
13:15~判決前決起集会(長崎市立図書館多目的ホール)
14:30~傍聴券抽選
15:00~開廷(判決)
16:00~長崎県庁へ要請行動
18:00~報告集会(長崎駅前いきいきひろば:交通会館ビル3階)

7月10日(火)
10:00~佐世保市へ要請行動
15:00~九州地方整備局(福岡市博多区)へ要請行動

ご都合のつく方はぜひご参加を!よろしくお願いします~

必聴です!講演会「どうなる石木ダム訴訟 どうする石木ダム」

梅雨真っ盛りの今日この頃。今週末も天気予報は「曇り時々雨」だとか。
せっかくの休日だけどアウトドアは楽しめないし、お洗濯もできないし・・・
こんなときこそ、普段なかなか聴けないお話をじっくり聴いてみませんか~

こちらです。





石木ダムについての講演会!
難しそう?
いいえ、難しい話をとても分かりやすく語ってくださるお二人が講師です。
きっと誰でも、聴けば「目からウロコ」ですよ。

なるほど~そうだったのか!
それなら石木ダムは要らないね!
ということが、しっかり腑に落ちる話が聴けます。
聴けるだけじゃない。
その根拠となる貴重な資料も無料でゲットできます。

特に佐世保市民の皆さん!
最近、市長さんや水道局長さんが、しきりにおっしゃっていますね。
「老朽化したダムの補修のために、石木ダムが必要だと」

そんなバカな!って誰でも一瞬思いますよね。
愛車の点検整備のために、新車を買います?
家の修繕のために、もう1軒、家を買います?

と思いつつも、
佐世保のダムは古い➡耐用年数を超えているものばかり➡早く補修をしなければ➡でも水源に余裕が無いからダム湖を空にできず補修ができない➡やっぱり石木ダムが必要!

と、水道局長さんに言われたら、
へー!そうだったのか~
専門的なことは私にはわからないので、お任せするしかないよね~
とにかく安全が一番大切なので、早く対応してほしいな~
と感じる市民も多いでしょう。

しかし、講師の嶋津暉之氏は全く違った見方をされています。

ダムを空にしなくても補修はできるし、
例え空にしたとしても大丈夫!水不足にはならないと。

何故でしょうね~
そのわけを知りたいと思いませんか?
佐世保市民の皆さん、ぜひ聴きに行きましょう~
市議の皆さんも、市水道局の皆さんも、ぜひ聴きにいらしてください。
嶋津氏が何を根拠にそう解説されるのか、真摯に耳を傾けてください。

もちろん、佐世保市民だけじゃない、長崎県民みんなに聴いてほしいです。
5月の1000人集会で大好評だった今本博健先生のお話もたっぷり聴けます。
河川のこと、防災のことを知り尽くした今本先生が、なぜ石木ダムは中止すべきと警告するのか。
ぜひ、自分自身の耳で聴き、考えましょう~

まもなく判決がでる石木ダム事業認定取消訴訟。
この2年間、原告(地権者たち)と被告(国)は何を争い、どう闘ってきたのか。
馬奈木弁護団長がしっかり解説してくださいます。

6月30日、佐世保市民文化ホールでお待ちしています!

追伸:6月27日(水)11:00~長崎地裁佐世保支部で石木ダム工事差し止め訴訟への傍聴もぜひどうぞ~傍聴券の抽選は10:30からです。遅れないようにね~

6/10イベントの成果をご報告

こんにちは。

石木ダム水没予定地住民のいしまるほずみです。

ブログ更新が大変遅くなりましたが、

6月10日(日)は、佐世保のフェアトレードショップ「てとて舎」にて手作りワークショップのイベントに石木川みまもり隊として参加してきました。

イベント、すごく楽しかったですよ〜

ここでは、イベントの様子をざっくり報告させていただきます。



石木川みまもり隊の数珠玉穴あけ作業は外でやっていました。

大学生や高校生が入れ替わり立ち替わり参加してくれたおかげで賑やかなみまもり隊となりました!



数珠玉ホジホジしながら、おしゃべりもできます。

石木ダムの話も時々しながら、数珠玉ホジホジ…



また、お店の中では本格的なワークショップが開かれていましたよ。



もちろん、お店も営業中。

お買い物も楽しめます。



はるじおんさんの「ハーバリウム」と「アロマサシェ」のワークショップ。



メヘンディ(ヘナタトゥー)のコーナー



すごいですね…細かいっ!この最密の模様…



モリンガ(スーパーフードです)をお茶のようにして飲む試飲コーナー



てとて舎さんからの報告の方がいいかもしれない…

全部紹介しきれていないし…

https://www.facebook.com/events/1756418154447985/permalink/1767787613311039/



石木川みまもり隊の数珠玉穴あけ作業、穴あけが完了したものはこの袋に入れてもらいました。



これを帰宅して数を数えてみたら、209粒もできていました!



ネックレスであれば20個、ピアスやイヤリングでしたら、34個、ブレスレットなら209個作れます!

金額にしたら、3万円相当のアクセサリーが生み出せそうです。

すごい!ありがたい!!



また、今回の大きな収穫は、十代の若い方と石木ダムについてお話しする機会に恵まれたことでした。

大学生のみなさんは、県外の方が多いため、石木ダムという公共事業を知らない人がほとんどでした。

佐世保市の水需要予測のグラフを見ていただくと、おかしい事業であることなどすぐ理解していただけるのですよ。

佐世保地区の1日の最大取水量・実績と市予測
佐世保市水道局の資料を元に作成(2016年現在)


高校生のみなさんは、石木ダムという名前は知っているけれど詳しい内容は知らされていなくて、ダムが出来る場所がどんな場所なのかこうばるマップを配って見ていただくとみなさん驚いていましたよ。



機会があれば、若い方ほどぜひ現地に遊びに来ていただきたいですよね。

大人になって税金を納めるようになった頃には、この石木ダムという公共事業について本当に建設が妥当であるかどうか判断するいい機会になると思います。

石木ダムはまだほとんど何もできていません。

見切り発車で始まった付替道路工事もまだ数百メートル、事業全体からすると1~2パーセントの進捗状況だとか…

ダムの建設費用を払うのは私たち市民です。

ダム事業を今更引き返すことなんてできないと思っている方もいますが、そんなことはありません。

どんなに先へ進んでいても、いつでも引き返せますし、どの時点で中止したとしても「止めておいてよかったね〜」と思えます。

熊本県の川辺川ダムがそうであったように。

ダムをどうしても作りたい人たちの「今更中止したら投資したお金がもったいない・立ち退いた人がかわいそう」論に揺すぶられないようにみなさんも注意してくださいね。

そんな人には、まず、このグラフに関してきちんと説明してもらわないとね…😅

佐世保地区の1日の最大取水量・実績と市予測
佐世保市水道局の資料を元に作成(2016年現在)

ストップ!石木ダム 長崎アクションの記録

石木川まもり隊報道部より15日の「ストップ石木ダム長崎アクション」の動画を公開します。



 

マスコミの記事もネットにアップされていたものを転載しておきます。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180616-00001144-nbcv-l42

ストップ「石木ダム」 長崎市で集会とパレード

6/16(土) 12:35配信

NBC長崎放送


県と佐世保市が東彼川棚町に計画している石木ダム事業で、建設に反対する市民団体による集会やパレードが15日、長崎市内で行われました。

長崎市中心部の鉄橋で開かれた集会には約200人が参加。集会では「ダム建設の目的である“佐世保の水”は不足しておらず、川棚川の洪水対策には河川改修の方が効果が高い」「県は必要のないダム事業を強引に推し進めようとしている」などと県の姿勢を批判する意見が相次ぎました。

石木ダムをめぐっては、その必要性を問う裁判『事業認定取り消し訴訟』の判決が長崎地裁で7月9日に言い渡されることになっています。集会のあと参加者は『STOP石木ダム』などと書かれた横断幕やプラカードを持ってアーケード街を行進し、道行く市民に理解と支援を呼びかけました。

市民団体では16日(土)18時30分から長崎市立図書館・新興善メモリアルホールで、石木ダムに関する勉強会『いしきを学ぶ会』を開催することにしており、「多くの市民・県民に、数百億円の税金が投入される『石木ダム問題』に対し関心を持ってもらいたい」と話しています。


長崎市で石木ダム建設反対の決起集会


東彼杵郡川棚町での石木ダムの建設に反対する地権者や支援者などが15日、長崎市で決起集会を行いました。

長崎市中心部の鉄橋で行われた決起集会には石木ダムの建設に反対する地権者や支援者などおよそ200人が参加しました。石木ダムは佐世保市の水不足対策と川棚川の洪水の防止を目的に県や佐世保市が川棚町で関連する道路工事を進めています。

地権者 炭谷 猛さん「長崎県は我々地域住民の言うことを聞かず、治水・利水においても理不尽な強硬な態度をとり続けている」

参加者たちは「石木ダム事業は自然環境だけでなく住民の生活や人生も奪う」と声をあげました。集会の後、参加者は浜町のアーケードを歩き、買い物客などにダム建設反対を訴えました。(KTNテレビ長崎 2018年6月16日)

 

石木ダム ストップ 長崎で反対集会 地権者ら計画中止訴え /長崎

(毎日新聞長崎版2018年6月16日)https://mainichi.jp/articles/20180616/ddl/k42/040/243000c

県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業に反対する集会が15日、長崎市の鉄橋であり、地権者や支援者ら約100人がダム計画の中止を訴えた。

集会では地権者を代表し、炭谷猛さん(67)が「県は地域住民の言うことを聞かずに強硬な態度をとり続けている。抗議の声を中村法道知事に届けて見直しを求めたい」とあいさつ。「STOP石木ダム」と書かれた横断幕を掲げて浜町アーケード内を練り歩いた。

16日は午後6時半から、長崎市の市立図書館で市民団体主催の勉強会を開催。事業認定取り消しを求めた裁判の説明や、石木ダム関連の映画も上映する。問い合わせは実行委員会(095・884・1007)。【浅野孝仁】

 

 

 

長崎のアーケード街で石木ダムNO!パレード

昨日夕方、長崎市の鉄橋に100人ほどが集まり、石木ダムの中止を訴えました。

ダム建設予定地「こうばる」で総代を務める炭谷さん。



まもなく(7月9日)事業認定取消訴訟の結果が出ますが、それがどんな結果であろうと、「私たちは県がダム計画を見直すまで住み続け闘い続けます」「ホタルがいっぱいいる私たちのふる里を守ってください」と訴え、大きな拍手に包まれました。

その後、アーケード街などをパレード。






電車通りに面したところでは、車内から手を振って応援する姿もみられ、嬉しくなりました。

今朝の新聞にもパレードのことが大きく掲載されています。



有難いな~と読み進んでいくうちに、「え!それは違うよ!」と気づいたことがありました。
私にとっては発言の信頼性に関わる大きな問題だったので訂正を求めたのですが、それは難しいようです。

ということで、ここで、説明させて頂きます。

石木川まもり隊代表の発言として、

ダム建設費で佐世保市民の負担は1人当たり約12万円に上る

と書かれていますが、実際には、

ダム建設費と関連事業費を合わせると佐世保市民の負担は一人当たり約12万円にも上ります

と発言しました。

どこが違うのか、というと、
関連事業費という言葉が有るか無いかです。

実はこれがとても重要なのです。
なぜかというと、佐世保市民にとっては、ダム建設費よりも関連事業費の方がはるかに大きな金額だから。

ダム建設費だけなら市民の負担は約2万7千円ほどですから、約12万円とは大きな違いです。

それは、こういうことなのです。



ダム建設費は長崎県が65%、佐世保市が35%という割合で負担しています。

なので金額にすると佐世保の負担は約100億円です。



ということで、両方合わせると



となります。

ここから国庫補助金を差し引くと、佐世保市の負担額は298億円になります。

この298億円という数字は、2013年3月22日九州地方整備局による石木ダム事業公聴会記録p.44に、公述人に対する佐世保市水道局の答弁として記録されています。

この佐世保市民が負うべき298億円を市の人口25万人で単純に割ってみると、

298億円÷25万人=11万9200円=約12万円

と述べたわけです。

これが、ダム建設費だけになると、100億円の内の3分の1は国庫補助があり、市の負担は3分の2になるので、

100億円÷3×2=66億7000万円で、それを人口25万人で割ると

約2万7千円ほどです。

12万円と2万7千円では大きな違いですよね。

たぶん記者さんは、関連事業費がそんなに大きいとは思わず、関連事業費も含め「ダム建設費」と表現なさったのだろうと思います。

読者の大半の方も気にも留めない内容だと思いますが、石木ダム問題について、あらゆるところで意見を述べている者としては、誤った情報発信はしたくないので、この場を使って説明させて頂きました。

6月10日石木川みまもり隊のご案内

みなさん、こんにちは。
石木ダム水没予定地住民のいしまるほずみです。

7/9の石木ダム事業認定取消訴訟の判決に向けて支援者の皆さんが様々なイベントを企画してくださっています。

そんな中、石木川まもり隊の妹分「石木川みまもり隊(勝手に結成)」では、石木川を守る取り組みを支援する活動を企画しております。

今度の日曜日6/10に、佐世保市の「てとて舎」というお店で手作りワークショップのイベントが開催されます。

そのイベント内で「石木川みまもり隊」もなんちゃってワークショップ?を開いて、石木川を守る活動を行います。

今回の活動の内容はとてもシンプルで、地元こうばる地区で取れた数珠玉(川数珠)に穴を開ける作業を行います。

(この数珠玉が、のちに数珠玉アクセサリーとなって石木川を守る活動資金になります)

道具はこちらで揃えますので、手ぶらで来てください。

同時に、てとて舎で行われている本格的なワークショップを体験しつつ、フェアトレードのお買い物も楽しめます。

佐世保四ヶ町アーケードのお買い物ついでにぜひ遊びに来てください!


以下、イベントについて詳しい情報を添付します。





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開催場所

つながる雑貨屋 てとて舎
〒857-0875 長崎県 佐世保市下京町9-20
https://www.facebook.com/tetotesha/


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TE SHI GO TO 手しごとを楽しもう
https://www.facebook.com/events/1756418154447985/

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6月10日(日)
11:00~17:00
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テーマは「手しごと」

3種類のワークショップ、アートを中心とした、手しごとを楽しむイベントです

そのほか、スパイスを使った美味しいものや、環境に優しい植物のお話し、途上国の人々が作る丁寧な手仕事のもの。作り手を身近に感じる時間。

学びと創造をのんびり楽しみながら、雨の季節を過ごしませんか?

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6月10日㈰
11:00~17:00(※WS最終受付16:00)
■アロマサシェ制作WS
■ハーバリウム制作WS
■アクセサリー制作WS
■メヘンディ(ヘナタトゥー)体験
■数珠球の加工コーナー(制作補助)
■スパイシーポテトの試食
■モリンガのお話し・種を育てるコーナー

※アロマサシェ・ハーバリウム・アクセサリーWSは予約をおすすめしますが、当日予約なしでも参加できます。

*****

■アロマサシェ制作WS
吊り下げるタイプの、ふんわり香るサシェの制作体験です。
約30分1500円
(予約優先・11:00・12:00・14:00・15:00・16:00)
※予約なしでも席が空いていたら参加可能です。各回定員4人まで
講師:はるじおん

■ハーバリウム制作WS
カラフルなドライフラワーなどを入れた涼しげで可愛いボトルの制作体験です。
30分~1h 2000円
(予約優先・11:00・12:00・14:00・15:00・16:00)
※予約なしでも席が空いていたら参加可能です。各回定員4人まで
講師:はるじおん

■アクセサリー制作WS
金具や工具の基本的な使い方を学びながら、フェアトレードの材料を使ってネックレスを作ります。
約1h(材料代込み)1500円
(予約優先・12:00・14:00・15:00)
※予約なしでもお受けできます。各回定員3名まで(最終受付15:00)
講師:てとて舎はっつん

■メヘンディ(ヘナタトゥー)体験
ペースト状にしたヘナを使い肌に絵を描きます。ヘナの色素が肌に残り、約10日間ほどヘナアートが楽しめます。目の前で描かれるハンドペイントの魅力をお楽しみください。
30分~1h 500円~(大きさにより料金が異なります)
アート:スンダルベリーサ

■モリンガを植えてみよう!
話題の植物・モリンガの種をその場でポットに植えていただくコーナーです。
モリンガ茶の試飲と、環境に優しいモリンガのお話しと共に。
植えたモリンガはポットごとお持ちかえりいただけます。
※当日モリンガ商品をお買い上げの方は無料です。
※モリンガの種は食べることもできます。
お話し:長崎県立大学SUNlight

■スパイシーポテトの試食
長年のヒット商品「パオのカレー塩」を使った“スパイシーポテト”の試食コーナー。フェアトレードのスパイスと塩をブレンドした、ファンの多い“カレー塩”。美味しい料理法を聞いてみませんか。
制作:てとて舎森田さん

■数珠球ホジホジお助け隊
川棚町こうばる地区に住む“ほーちゃん”の作る“数珠球アクセサリー”の制作のお手伝いをお願いするコーナーです。数珠球の中身をホジホジする作業がメインです。地味に時間のかかる作業ですが、達成感があります。
作業:石木川みまもり隊ほーちゃん

いしき手ぬぐい販売開始!



みなさん、こんにちは。

石木ダム水没予定地住民のいしまるほずみです。

明々後日5/26(土)は第31回こうばるほたる祭りが開催されます!

天気が心配です…雨の予報になっています。

でも、お祭りは雨天決行です!

雨が降ってもよろしくお願いします!

今年も、石木川まもり隊ブースと共にこうばるショップやパタゴニアブースが登場します。

パタゴニアブースでは「#いしきをかえよう」の署名アクションをやります!



村山義昭さんの「石木川のほとりにて」写真集やノーダムTシャツ、なにやら他にもお楽しみのコーナーがあるみたいですよ〜

すっごく楽しみ!みんな期待して!!

「石木川のほとりにて」価格:1,500円



こうばるショップのいしきグッズ販売では、映画「ほたるの川のまもりびと」パンフレットも売り出します。

価格:800円



パンフレットのPOPを新たに作りました!



なんと?今だけ!ほーちゃんのサインは0円です!!



そして、今回から新たに「いしき手ぬぐい」が売り出されます!

価格:1,500円



いしきグッズの最新商品、いしき手ぬぐいは二年越しの構想を経てついに完成です!

よく見て!

川魚の配置が「いしき」になっているんですよー!

色は2パターンあります。

いしき手ぬぐいにポストカードセット(15枚入り)+こうばるマップが付いたお得なセットもあります。

大変お買い得です、これから石木ダムの水没予定地について知りたい人向けにちょうど良い資料になっています。

こうばるほたる祭りのお土産にいかがですか?

いしき手ぬぐいセット価格:2,000円



今年のこうばるほたる祭りは、舞台の出演者も多いようです!

どんな天気でも盛り上がります!

盛り上がった後は、みなさん静かにこうばるのゲンジボタルの乱舞をお楽しみ下さい。

たくさん出ています!

来てよかったと思えます!

地元より、皆様のお越しをお待ちしております〜


1000人が集い、石木ダムにレッドカード!

いよいよ当日がやってきました。
「ほたるの里から長崎をかえよう!!千人の集い」のスタートです!

雨の中、本当に1000人を超える人々が川棚公会堂にやってきました!


(すみません!NBCニュースの1コマを拝借しました)

第1部は映画監督お二人のトークセッション。
「ほたるの川のまもりびと」の山田監督と原発問題を追い続ける鎌仲ひとみ監督。



山田監督:ダム反対というよりは、こうばるの自然豊かな暮らしっていいよね、ということを伝えたかった。そして、それが失われるかもしれないという現実の不条理に気づいてほしかった。

鎌仲監督:人間本来の生き抜く力、その美しさを私は描きたい。人権や環境を取り戻していく人間賛歌の映画を作りたい。こうばるの人たちは人間本来の人間らしい暮らしを求めて生きているだけ。

お二人の話だけでなく、開場前の様子や、実行委員長の挨拶なども、しっかり入っています。

第2部は石木ダム問題シンポジウム。
パネリストは、河川工学の第一人者で京都大学名誉教授の今本博健氏、6つのダムを凍結・中止した前滋賀県知事の嘉田由紀子氏、ダム計画に翻弄された八ッ場の人々に寄り添い続けている「八ッ場あしたの会」の渡辺洋子氏。
そして、コーディネーターは、八ッ場ダム問題にも関わってきた歌手の加藤登紀子さん。



今本氏:佐世保市の水需要予測はデタラメ。今の水源で足りている。騙し絵には騙されても、ダムありきの説明には騙されないでください。



嘉田氏:私はダムに頼らない治水を条例化しました。ダム計画を中止して困るのは県民ではなく、特定の利権を持つごく一部の人たちです。ダム建設は水道料金の値上げに繋がります。皆さん、声をあげましょう。

渡辺氏:八ッ場の住民は分断され、孤立し、声をあげることができず立ち退いてしまった。負の歴史を繰り返さないでほしい。

第3部は登紀子さんのミニコンサート。





花束を手渡したこうばるのチビッ子たち。

最後の『Never Give Up Tomorrow』では、ゲストの皆さん、こうばるの皆さんも登壇して、開場も手拍子。ネバーギブアップ!諦めない!を連呼しました。



そして、フィナーレでは「川原のうた」を皆で歌い、



こうばる住民による素晴らしい決意表明。


「私たちはおかしいことをおかしいと言っているだけなんです。そのことを広げて頂きたい。皆さんのご支援を頂きながら、ダムの中止が決まるまで闘い続けます」

さあ、今度は会場の皆さんが決意表明ならぬ意思表示をする番です。

鎌仲監督が明るく問いかけました。

「私たち一人一人の小さな声を届けましょう。皆さん、石木ダムどう思います?さあ、意思表示してくださーい」



一斉に「NO!」のカードが、躊躇なく掲げられました。

ああ、ここに立ち会ってほしかったなー、中村知事と朝長市長に!
せめて、この動画を見て頂きたいですねー!



皆さん、大いに拡散してください。

回りまわって知事や市長に届くように・・・!

こうばるに加藤登紀子がやってきた!

5月5日こどもの日。
こうばるに加藤登紀子がやってきた!



(すみません!KTNニュースの1コマを拝借しました)

加藤登紀子さんだけではありません。
嘉田由紀子さん(前滋賀県知事)、今本博健さん(京都大学名誉教授:河川工学)、アーサー・ビナードさん(詩人)、鎌仲ひとみさん(映画監督)、山田英治さん(映画監督)、渡辺洋子さん(八ッ場あしたの会)など、翌日のイベント「ほたるの里から長崎をかえよう!!千人の集い」に参加する著名人が、はるばる関東関西からやってきたのです。

石木ダムのことを語る前に、まずはしっかり現地を見ておきたい。現地の人たちとも直接語り合いたいと・・・。

マイクロバスに乗り込み、川棚川の河口から上流へ向かいます。



あらまあ!あんな看板が!と驚きの声。



付け替え道路工事現場が見渡せる高台で、石丸さんの案内に耳を傾ける皆さん。



数年前にこうばるを訪れた今本先生や渡辺洋子さんは、変わり果てた山の姿にショックを受け、数か月前に足を運んだばかりのアーサーさんや鎌仲監督も、わずかの間のあまりの変化に絶句。。。

でも、こうばる広場では住民の皆さんが大歓迎。


特に、子どもたちの笑顔に、皆さんもホッとした様子。



いつもの団結料理でお腹も心も満たされ、初対面の登紀子さんも嘉田さんも、すっかりこうばるの虜になってしまったようです。

明日が楽しみです。
こうばるの子どもたちのためにも、成功させねば・・・!

あ~した天気にな~れ!