映画は観れないけれど・・

連休最終日の10月8日(月)午前10時過ぎ、佐世保市中央公民館には続々と人が集まり始めました。

えー!開場は11時なのにもう?1時間も立ったままお待たせするのは申し訳ないし、ロビーの椅子席は少ないし…で、私たちは慌てて会場の椅子をロビーに運びました。

嬉しい誤算でした。
映画「ほたるの川のまもりびと」は佐世保では既に14回も先行試写会をおこなっていますし、劇場公開を見に行った人も多いと聞いていたので、きっと会場はガラガラかも…と内心覚悟していたのです。



ところが、ほら、すごいでしょ?
と自慢したいところですが、本当はこれで62名。
午後3時半からの部は23名でした。
合計で85名。
目標の100名には達しませんでしたが、それでも、85名もの方々に観て頂けたと思うと、とても嬉しいです。

なぜなら、今回来られたのは日頃見かけない方々ばかりでした。
おそらく「ライフさせぼ」や新聞の行事案内欄、そして一般市民の口コミにより来てくださったのでしょう。
若い世代の姿がほとんど見られなかったのは残念ですが、この日は「体育の日」!あちこちの学校や幼稚園で運動会が行われていましたので、しかたありません。

そんな中、佐世保市に住む若いお母さんFさんが準備のお手伝いに駆けつけて下さいました!

しかも、上映中は会場の外で、石木ダムの是非を問う公開討論会開催を求める署名活動にトライ。はじめは市外の人と二人でやっていましたが、その人が帰ってからも夕方まで一人でコツコツと頑張っていました。

そのFさんが、署名活動をやった感想を今日送ってくれました。

みなさん、こうばるのことを大切に思ってくださってるご意見ばかりでした。
(ダム建設を強行するのは)長崎の恥だ!と言われた方もいました。
中学生も署名してくれました。
(石木ダムは)市民の願いではないことを伝えていけるよう、出来ることをやっていきたいと、昨日また思いました。

それから、石木小学校の先生だった方も来られてました。ほのかちゃんたちのこともよく知っていますと言われてました。皆さんによろしく伝えてくださいとのことでした。佐世保まで足を運んでくださる元先生がいることを嬉しく思いました。

と、書かれていました。
この先生は、当時は、ダム賛成・反対、あるいは故郷を去った人・残った人という相反する家庭環境の子どもたちを前にして、自分の胸の内を明かすことなどできるはずもなく、でもきっと川原に住む子どもたちを陰ながら応援しておられたのでしょう。
そのような先生がいてくださったことを知り、私も心がほっこりしましたし、そんな話を聴き取ってくれたFさんにも感謝!でした。

また、以前試写会を観て石木ダム問題に関心を持ち、現地を訪ねてくださったKさんが、今回たくさんの知人にメール等で上映会の案内をしてくださいました。自分がそうであったように、この映画を観れば何かを感じ、何かに気づくはず。一人でも多くの人に見てほしい…そうおっしゃって。
そして今日、Kさんのもとに届いた知人たちの感想のメールまで送ってくださいました。

「ダムの底に沈めてしまうには、余りにも美しく恵まれた自然があり、何より人々の慎ましくも心豊かな暮らしが観えました。本当に佐世保にダムが必要なら佐世保で検討すべきと考えます。いくらお金が掛かってもです。」

「住民の要望は至極当然。長崎県の行政マンのレベルの低さを痛感しました。アホな公務員を辞めさせる運動が妥当のようです。諫早干拓堤防も同様にですね。」

などの感想が寄せられたそうです。このような率直な感想を伝えて頂くのは本当に有難いですし、私たちに元気を与えてくれます。

そして、今回はお2人の方からカンパを頂きました。
お1人は会場受付で。こちらは当然、実行委員会の会計の方にお渡ししました。
もうお1人の方は、会場まで入らず、公民館ロビーの椅子に、よっこらしょと座り、用意された封筒を差し出されました。

私はもうトシで1時間以上も、よう座っとれんのです。だから映画は観ません。だけど、佐世保市民として現地の人に申し訳ないとずっと思うとったけん、気持ちを伝えたくてやってきました。

伝えます!この封筒はこうばるの方にお渡しします。お名前とご住所を教えてくださいと頼んだのですが、どちらも教えて頂けませんでした。

気持ちだけだから。
送るのも恥ずかしいほどの金額だから、持ってきたとやけん、聞かんで・・・

せめてお歳を…と言うと、

もう九十過ぎました。もうすぐ九十一になります。

と言われました。

杖を突いて息を切らして、「気持ち」(高齢者にとっては貴重な生活費である年金から差し出されたものかも)を渡したくてやってきた90歳のおばあちゃんの存在を、

佐世保市長、
あなたは、どう思われますか?

石木ダム推進の法被に反発か?

新聞記者の目に映った佐世保市民の反応。

無言の意思表示。

それを伝える記事。貴重です。



「水を大切にする日」に、市長自ら先頭に立ってチラシを配ったけれど、受け取る人は少なかったそうです。

水を大切にすることに誰も異論はありません。では、なぜ?

考えられる理由は、「石木ダム推進の法被」ではないかと記者は指摘しています。

その推測は当たっていると思います。

市長さん、この現実を受け止めて、いまこそ石木ダムについて、市民と対話してみませんか?

市民が水行政について何を望んでいるか、真摯に耳を傾けて頂けませんか?

「ほたるの川のまもりびと」長崎県立大学生の感想

映画「ほたるの川のまもりびと」を観た学生さんたちの感想文をご紹介します。

長崎大学環境科学部の戸田清先生が、県立大学での講義の中で、この映画について取り上げられたのです。

「大学生の感性に満ちた感想文。可能なら石木川まもり隊で公開して下さい!」とのこと。

喜んで!

というわけで、以下に転載させて頂きます。

長崎県立大学佐世保校「環境社会学」経済学部4年 2018年8月24日

川棚町こうばる地区の石木ダム建設問題について住民たちの普通の豊かな生活を守りたいという意志が伝わる映像であった。民主主義のあり方について考えさせられる。政治の利権だけを考え、ダムの必要性について話し合うのではなく強制収用に踏み切ろうとする行政の姿勢は税金(石木ダムのために働く職員さんの労働力や交通費)が無駄使いされているように感じた。住民たちが学び団結しているからこそ、今もなお守られているのだと思った。(女)

石木ダムの必要性について議論が50年間続いているという事実がある。1962年当時の水資源と現在の水資源を比較すると建設の必要性に違いが出るのは当然である。裁判所の判決では建設を容認であるが、公共事業である以上、地域住民以外にも市民や県民の反対は免れない。強行工事ではなく説明と審議が必要である。(男)

○ダムには治水と利水の目的がある。人びとの生活に欠かせないものであるが、建設される土地の環境を壊し、その地で生活を営んでいる人びとの日常を奪うものであることもまた事実である。石木ダムの件のように、行政の都合だけでダムを造るのではなく、人びとの暮らしのことも考えなければならないと思った。男

○豊かな自然を守るために戦う地元住民の姿はすごく正しいものがある。絶対的に必要でもない場所にダムの建設を行うのは、役所も建設を任される業者も何も考えずに行っているのではないかと思うところがある。(男)

○物心ついた時から石木ダムについては知っているが、具体的に知ることができて良かった。高校が川棚高校だった。1962年から始まり、半世紀たつが、私は全く必要性を感じない。県は何をもって建設しようとしているのか、理解できない。行政は本来、人びとの暮らしを良くする存在なのに、どうして人びとの暮らしを奪おうとするのか、理解できない。改めて考え直してほしい。こうばる地区の伝統的な祭りや文化が、ダムの建設とともになくなると思うと、とても悲しく感じる。今の日本で忘れられそうな古き良き自然と共生している暮らしは、決してダム建設で壊されてはいけない。実際にもう一度現地を訪ねたい。(男)

○1962年という前々からこの計画が考えられていることに驚いた。佐世保ではバスや看板などで「実現しよう」というものしか見ていなかったため、反対者の声をニュース以外で初めて見た。様々なところで反対活動をされていることを知り、住人たちの意見を尊重したい気がした。(女)

○ダムにより地域の人びとが築いてきた生活がなくなるということは、生活共同体の崩壊につながると考えた。地域の人びとは長期にわたって抗議運動を行うため疲れ、苦悩し心を休めることができない日々が続くためとてもきついと感じた。そのためダムは作られる前から人びとに対して精神的にも身体的にも経済的にも深刻な影響を与えてしまうと考えた。(男)

○祖父母が同じようなところに住み、自給自足の生活を営んでいました。小さいころよく、稲刈りの手伝いや、山菜を問ったり、木の実で遊んだりしていたので、とてもなつかしく感じました。季節ごとに人びとの生活の営みがよく表れていて、その生活がおびやかされているということに胸がつまりました。(女)

○生まれ育った土地を奪われないように戦う人びとの姿に涙が出そうになりました。人びとの暮らしがあるのに無理やり測量をして、ふるさとを水の底に沈めるのは酷いです。めちゃくちゃな理論をあげてダムを造ろうとする県は、なぜ作るのですか? 住民が反対しているのに無理やり工事を行うのは犯罪になりませんか? ダム反対運動も祭りもみんなが団結しておこなっていて、すてきな町だと思いました。(女)

 

映画が伝える力の大きさと、若者が感じ取る力の大きさを実感しました。

山田監督と戸田先生に感謝!です。

若い方にもっともっと観てほしいですね。

 

あなたも自主上映会やってみませんか。

長崎県内に限り、9月より自主上映が解禁になります。

詳しいことは、こちら「ほたるの川のまもりびと」情報を見て下さいね。

Facebookページはこちらです。https://www.facebook.com/savekobaru/

 

ある小学生の日記

ある小学生の日記です。

 私は今日石木ダム予定地の川原にいってきました。
 どこをみても緑でした。美しかったです。
 そこがダムになったら自然がきえるようなきがします。

子どもの感受性は本当に素晴らしいと思います!

その子のお母さんAさんはもっとこうばるのことや石木ダムのことを知りたいと思い、友人Bさんを誘って7月30日に再びこうばるにやってきました。
Bさんは小学1年生の娘さんのCちゃんと一緒でした。

森の木陰で抗議活動休憩中のお母さんたちとひとしきり語り合い、川原公民館では写真を見ながら、石木ダム反対運動のこれまでの闘いについて簡単に学びました。

この日はとても暑かったので、石木川の支流の秘密の避暑地に案内しました。
その涼しさに、みんな大歓声!


澄んだ流れは木漏れ日を映して黄緑色に見えますが、近くで見ると、もちろん透明です。

Cちゃんは、大はしゃぎ。
それまでは大人しい静かな子に見えたのに、こんなにお茶目な子に大変身!



自然は人の心を解きほぐし、自由な気分にしてくれるんですね。

翌々日、Bさんから頂いたメールには、こう書かれていました。

 Cは絵日記に石木の事を書きました。
 子どもの声は率直で、無視しがたいです。
 これからの世代に、きちんと自然を残して行きたいですね!

西日本豪雨と石木ダム

7月18日、「石木ダム建設促進川棚町民の会」が県庁を訪れ、



石木ダムの早期完成を求める要望書を知事に手渡したそうです。

反対派の市民団体が訪ねる時は何故かいつも不在なのですが、推進派の団体が行くときは在庁していて、必ず直接受け取るんですよねー

なぜ今要望したかと言うと、死者200人を超える甚大な被害をもたらした今夏の西日本豪雨などを目の当たりにすると川棚川もいつ氾濫するかわからないからということのようで・・・

中村知事も同じ発想のようで、一刻も早くダムを完成させたいと応じたと言う。

お二人は、こんな記事は読まれていないのでしょうか?





ダムからの放流により一気に増水し、逃げる時間もなく亡くなった人たちがいるのをご存知ない?ってことはないでしょうが・・・

治水にはダムはかえってマイナスとまで書かれていますが・・

一方、こんな投稿記事もありました。



ダム建設よりも、河道整備や森林や水田の保全が大事だと言う投稿者の意見に大賛成です。

ダムは計画された貯水容量しか溜められないし、想定外の大雨には無力です。想定外の大雨が降っても、大地の保水力を高めたり、安全な地域にあふれるようにしたりして被害を最小限度にもっていく、そんな治水こそがこれから取るべき対策です。

異常気象が異常でなくなってきた現実を受け止め、自然をねじ伏せようなどという傲慢な発想は改めたいものです。

優先順位はムダよりダム?

今日、佐世保市議会3月定例議会本会議において、私たちが提出した請願59号が不採択となりました。
その様子をインターネット中継で観ていましたが、



賛成したのは社民党市議の3名のみ、他の議員は皆反対。いつもと同じパターンです。
市民の63%が切望している漏水対策の強化を、市議の90%が反対したのです。もはや議員は市民の代弁者ではないようです。

この結果はわかっていました。本会議に先立ち、22日(木)、都市整備委員会で請願第59号についての審査がおこなわれ、そこでも賛成少数(賛成1:反対6)で不採択になっていましたので。

私たちがどのような請願をおこない、どのような理由で不採択となったのか、委員会の一部始終をお伝えします。

まず請願書はこちらです。
水道施設の更新・整備を求める請願書:2018年3月議会

請願者は5団体の他に、個人の方数名も名を連ねていますが、その部分は個人情報としてここでは削除しています。

また、この請願には次の資料を添付しています。
資料:水道事業業務実績

直近6年間の有効率や漏水率を示すための資料です。
このように佐世保市全体の漏水率は11%台がずっと続いています。大規模水道事業体としては、最低ランクの漏水率です。

この請願書と資料を提出したのは2月23日で、それから約1ヶ月後、ようやく都市整備委員の皆さんに直接訴える機会がやってきました。発言者4名以外に傍聴者も12名参加し、市民の関心の高さが伺えます。

まず5団体を代表して、「佐世保の水と石木ダムを考える市民の会」のRさんが趣旨説明を行いました。

佐世保の水事情について昨年から市内各地で行っている勉強会でも漏水のことが大きな話題になっている。
厚生労働省は平成20年の水道ビジョンで、有効率の目標値を98%とした。長崎市や福岡市では95%前後と伸びているが、佐世保ではいまだに88%台が続いている。
水道局長も昨年「水資源の有効活用のため、漏水への対処と将来の漏水を予防する対策を継続的な取り組みとして進めます」と言っていた。
漏水率改善の数値目標と期限を設定して水道施設の早期更新・整備を行い、漏水を減らし、限りある水資源や財源を有効に使うことで安心できる市民生活になるようお願いしたい。

続いて「石木川まもり隊」のMが2つの資料を提示して補足説明をおこないました。
まず初めは、H28年度の漏水率~佐世保市と他都市の比較です。

佐世保市=11.3%、長崎市=6.4%、呉市=4.0%、福岡市=2.0%

佐世保の漏水率が高いのは、急峻な地形や旧海軍都市(戦後海軍から引き継いだ古い水道設備が多い)という歴史的背景が理由だと当局は説明するが、地形が似ている長崎市も歴史が似ている呉市も、漏水率は佐世保よりはるかに低い。また、平成6年の大渇水で佐世保と同様に渇水被害に苦しんだ福岡市は今では漏水率はなんと2.0%で、渇水都市だったからこそ水の有効利用に力を入れてきたことが推察される。

もう1つ資料を提示しました。これは2009年に「水問題を考える市民の会」がおこなっていた勉強会で、説明に来られた水道局職員から提供された資料です。



福岡市だけでなく、あの大渇水後は多くの都市が有効率を大幅にアップしていることがわかる。特に長崎市は、どうしてこれほど短期間で漏水を減らすことができたんだろうと不思議に思い、当時、長崎市の議員さんにお願いして調べて頂いた。

長崎市水道局職員の方の説明によると、給水区域をブロック化(当時667区画)することにより漏水箇所の特定が格段と向上し、漏水発見件数が増え、漏水量が減っていったとのこと。その効果は福岡や東京でも言われているが、佐世保ではこのブロック化がどこまで進んでいるのか?
また、ブロック化した後、それを活かした調査がどこまで進んでいるのか?
福岡市では毎年2900kmの配水管の漏水調査をしているとのことで、それは配水管総延長の74%にも及ぶ。(2012年5月 福岡市における水道管の漏水防止対策より)

佐世保市ではどのように取り組んでいるのか、具体的な計画が示されなければ、私たち市民には見えてこない。昨今では国もマスコミも水道設備の老朽化について盛んに警鐘を鳴らしている。このままいくと、水道料金の大幅値上げに繋がったり、経営破綻する水道事業者も出てくると言われている。私たち市民が安心して暮らせるよう、漏水半減を目指すこの請願に是非ご賛同頂きたい。

続いて、地域での勉強会の呼びかけ人となられたお2人からも発言がありました。

Yさん
私は梅田町の17班に住んでいるが、ここ3ヶ月で2回も漏水が起きた。業者が来て応急処置をしてもらったが、業者はどこから漏れているのかわからなかった。1か月後にまた漏れ出した。水道局も古い配管の把握ができていないようだ。これらは地上にあふれ出たから漏れがわかったが、地中に滲み込んでいく漏水がかなり多いのではないか?早く手を打たないと後手後手になってしまう

Nさん
私は仕事で南アジアの方で暮らしたことがあるが、電気や水などのライフラインが劣悪だった。それに比べて日本はたいへん恵まれている。私たちは清潔な水を必要なだけ使って暮らしている。
市長や水道局長はさらに潤沢に供給するために石木ダムが必要だと言っているが、他者の住居を移してまで私たちは潤沢な水を求めてはいない。
漏水を止め、今ある資源を有効に使っていくことこそが重要だと思う。

その後、質疑に入りました。

橋之口委員:
他都市と比較すると佐世保の漏水率が高いのは確かで、それは水道局もわかっている。一方で、昭和47年から200億円のお金をかけて老朽管の張り替えをやっている。最近では年間8億円のお金をかけて7kmほど張り替えている。倍の張り替えをやるならコストも倍かかる。当然、水道料金に跳ね返る。それでもいいと市民は考えるだろうか?

Rさん:
予算は当然限られている。その中で何を優先するのかということだろう。他の部分を削るか、それでも足りなければ、きちんと市民に説明してお願いすることも必要だろう。勉強会の中では、漏水対策のための値上げに理解を示す市民もいた。しかし、余分な出費があるのでは?との意見もあった。

M:
優先順位の検討だと思う。例えば、石木ダム関連の来年度予算は4億2千万円で、漏水調査費は600万円しか計上されていない。これではあまりにも少ない。長崎市が漏水を止めると決意してからの調査費は、年間1億3千万円を超えていた

林委員:
「漏水率の半減を期限設定して」とあるが、これはどういう意味か?1年間でという意味か?

Rさん:
いま11%台で推移している。厚労省は有効率の目標値を98%としている。(つまり漏水率は2%)2%台は難しいとしても、せめて半減を目標にするとか、5年間でこれだけ減らすとか具体的な目標値を設定してほしい。5年間で5%前後改善した都市もいくつかあるので、5%とかを目標にしてもいいと思う。

林委員:
そのような趣旨は理解できるが、やはり佐世保の特殊性はある。地形とか基地の町とか、北松地域は産炭地であるとか。そこで水源の確保を目指すという歴史的背景がある。請願の趣旨は理解するものの、水道局の今年度の漏水対策は正しいのではないかと思っている。

永田委員:
期限を設定してというのは、30年度の中でという意味なのか、いつ頃までを想定しているのか?

Rさん:
30年度の予算はもう出されているし、それほど短期間でとは考えていない。今後の漏水対策を立てる際の要望としての請願である。

ここで質疑は終了、4時間後の裁決には代表者をはじめ4名が傍聴しました。

裁決の前に委員たちは各会派でまとめた意見と共に、請願への賛否を述べました。

市政クラブ:
水道局も重点施策として漏水対策を掲げている。
佐世保市は過去5年間に20億円をかけているが有効率の改善は0.8%である。半減(5.65%)を目指すなら水道料金に影響する。市民負担が大きくなる。老朽化だけでなく、喫緊の課題のダムにも対応していかねばならない。賛同は難しい。

緑生クラブ:
有効率が頭打ちなのは、ダムとの関連で二重投資の部分があり遅れているのだろう。その中で半減という目標は難しい。会派としては反対する。

市民クラブ:
30年度の管路更新はこれまでよりも2億円多い10億円が予定されており、水道局は有効率向上に努力している。半減となると莫大な経費が掛かり市民負担が大きくなり、他の事業への影響も出てくるので賛同できない。

社民党:
有効率が下がっているのを見ると、施設の老朽化が更新努力に追い付いているのではないか。この請願は30年度予算ということではなく、5年10年のスパンで目標値を設定してくれということである。2年後の水道ビジョン策定のとき、議会と行政が協力してやっていける課題であり、賛同する。

自民党:
都市計画税の大半を下水道事業に回している。それは市民の負担を減らすためである。損益分岐点を見る限り、老朽管の早期更新となると、収支バランスのやり直しが必要となる。この委員会だけでなく特別委員会での審査も経て慎重にやらなければならない。この請願の妥当性は確認できない。趣旨は理解できるところもあるが、「早期」という点で無理があり、不採択である。

公明党:
皆さんの気持ちはよくわかるが、漏水だけをやっていくわけにはいかない。全体的な観点から考えると財政的にも難しいところがあり不採択とさせて頂く。

以上です。
つまり、反対理由は、大きくわければ3つ。

➀水道局も漏水率の高さは認識しており、重点施策として取り組んでいる。

➁漏水半減を求めれば市民負担が大きくなる(水道料金値上げに繋がる)

➂早期の対策となると莫大な経費がかかり他の事業(石木ダム)への影響も出てくる。

平たく言うと、
➀水道局も毎年それなりのお金をかけて頑張ってるしー
➁漏水を半分に減らすには水道料金を上げなければならなくなるけど、それでもいいの?
➂漏水対策を急ぐなら他の事業(石木ダム等)の予算を削らなければならなくなり、それは困る。
ということのようです。

でも、それは違うと思います。

➀私たちは水道局が頑張っていないとは思っていません。でも、現実に漏水が減らないのなら、その原因と対策を追求するのは当然のこと。頑張ってるからそれでいいと目をつぶるのはおかしいでしょう?
佐世保市水道局は確かに老朽管の更新にはお金をかけています。しかし、漏水調査にはあまりかけていません。長崎市や福岡市に比べるとごくわずかです。漏水を減らすには漏水箇所の発見が先決ではありませんか?なぜそれに力を入れないのか、それが不思議でなりません。

➁水道料金の値上げをしなければ漏水対策が進まないというのは論理の飛躍です。無駄な事業の見直しや優先順位の見直しが先です。一般企業では考えられない発想です。

➂石木ダム予算を削られるのは困る?つまり、優先順位は漏水を減らすことよりも石木ダム建設が大事?ムダを無くすよりダムを造ることが大事。それが本音?

今日の本会議で賛成討論をなさった永田議員はこのように述べていました。

請願者は石木ダムと結び付けたくはないと言っていた。それでも議会がダムの関係を理由に反対するのであれば、「自分たちの漏水対策が他都市に比べて不十分なまま、お宅の土地を明け渡してダムを造らせてくれと言えるのか」と言いたい。
今回の請願は多くの市民の思いであり、佐世保市水道の現状を踏まえた現実的な対応を求めるものである。

そうなのです。
多くの市民がそう思っています。
石木ダムがあった方がいいと思ってる市民でも、こんなに漏水が多いと「お願いしよう」と言われても、お願いしにくいよな~と。

それがごく普通の心理ではないでしょうか?
自分が水を無駄にしてることは改めないで「水が足りないから、もっとちょうだい」とは、よほど図々しい人でも言えませんよね~

サセボシギさんの多くはよほど図々しい人以上?ってことになるのかな~(>_<)

え!四条橋は水源じゃないの?


昨日は、こちら北池野公民館での勉強会に参加しました。
小さなかわいい公民館ですが、中は綺麗でとても明るい!

明るいのは嬉しいのですが、カーテンが無い!
動画の上映ができない!?
さあ、大変!
お世話役のNさんは、家からボードや厚手のカーテンを取りに行ってくださり、床に置かれていた衝立を窓の位置まで運び上げたり、準備に汗を流してくださいました。


左奥に黄色のボード、右奥にこげ茶色の衝立、右手前にNさんちのカーテンが見えます。
そして、手作りの木の椅子!
いいですねー

参加者も全部で16人という、少人数だけれど、語り合うにはちょうどいいアットホームな勉強会となりました。

上の写真で皆さんがぎょっとしたり笑ったりしてるのは、



この写真(腐食した水道管)を見て、「これはまだ綺麗な方。うちの会社の水道管はこんなもんじゃないですよ。もっとボロボロで、だから飲み水には浄水器をつけています」との発言を聞いたからです。

これから人口は減るのに水の需要が増えるっていう…意味がわからんですねー。うちの子も二人とも県外に出ましたし」
「お宅もですか?うちもですよ。上の子は〇〇で…」
と、ご近所同士ならではの、きさくなおしゃべりも。

また、ある女性は、「実家が嬉野なんですけど、昔やはりダム計画がありましてね、ダム反対の看板がいっぱいありました。結局ダムは中止になったんですが、おかげで今も豊かな自然が残っていて、ほんとに良かったねーって、みんな言ってます」と実感を込めて話していました。

疑問点として出されたことは、不安定水源の意味や、なぜ保有水源として認められないのか?
近くに四条橋取水場があり毎日取水されていることをご存知の地域の方としては、そこが水源として認められていないのは驚きのようでした。

慣行水利権という水利権の観点から説明しても「???」といった表情。
当然ですよね。私自身理解できないのですから。
やはりこんなとき、水道局の方が参加して頂いてたら…と今回も残念に思いました。

また、「水道局だより」に記されていた余裕率が-10%という話も理解できないとの声が続出。
「毎日足らないってこと?」
「ダムには水がいっぱいあるけど?」
などなど素朴な疑問を出し合い、私たちなりに解釈しましたが…

水道局の皆さん、それで良かったんでしょうか?
私たちが誤解しているかもしれませんよ~
ぜひ専門家の立場からご説明頂ければ、市民の理解も深まるんですけどね・・・

スタッフ以外の参加者の半数が、石木ダムに関する集会に参加したのは初めてとのことで、アンケートにはこのような感想が書かれていました。

・とても納得しました。出席して良かったです。

・少ない人数のほうがお互い意見を言えるみたいで良かったです。

・行政のデータがおかしい。水源余裕率の―10%。

・周りの方々に伝えていかねばと思いました。

・折しも国会でデータ問題(労働時間比較)もあり、データの根拠について関心を持った。工事の正当化は疑わしい。注目していきたい。

などなど。

皆さんの地域でも石木ダムについての自由な「カタリバ」やってみませんか
                            (‘◇’)/


沖縄県民の投稿 石木ダム辺野古と同じ

最近、石木ダムに関する投稿記事が目につきます。いずれも頷きたくなるご意見ばかりですが、今日の記事は特に心に残りました。



特に後半、もう一度ゆっくり目で文字を追いました。

もし自分の目の前で〝大切なもの″が壊されるとしたら、体を張ってでも止めるのではないだろうか。

そう。そうなのです。今まさに大切なものが壊され奪われようとしているから、重機の前に座り込んでいるのです。それしか止める方法がないから。

法的な手順を踏めば問題ないと考えるのは思い上がりではないか。

ですよね。法は人間が作るもの。時の為政者により作られたもの。悪法もあれば、時代の変化と共に不要となる法もある。法は絶対ではない。そんな法を錦の御旗として、住民には問答無用の姿勢を貫くなら、それはまさに思い上がりに違いありません。

時代はいつも動き続けていて、人間はいつも、その時代にずっと問われ続けながら、何かしらの選択をしていかなければならないのだ。

そう。時代はいつも動いている。けれど、私たちはなかなか気づかない。徐々に変化する映像クイズのように。動きに気付いたときは既に選択をすべき時期を逸していることの方が多いもの。「茶色の朝」のように。

でも、遅すぎるということはないはず。

今日、2月4日はまさにその選択のとき。長崎では県知事選挙が、沖縄では名護市長選挙がおこなわれています。県民、市民の選択や、いかに?

 

2月1日の投稿記事も、是非ご一読を!



第7回勉強会in梅田町~私たちは種蒔きをしています

今日は冒頭に、梅田町住民でこの勉強会発起人のAさんからご挨拶がありました。

佐世保に帰ってきて7年。それまで石木ダムについては考えたこともなかったですねぇ。佐世保市が造らんばと言うなら必要なんだろうと、そのくらいに思ってました。その後、いろんな人から話を聞いたり資料を見たりして、無用だなと感じるようになりました。
しかし、石木ダムの話は普通の会合ではなかなかできないですよね。それで、こんな機会をもうけました。いろんな話を皆さんにも聞いてもらい、考えて頂きたい。ということで、よろしくお願いします。

まず初めに、いつもの動画3本(「佐世保と水のはなし」など)を上映。



次に、今回はなんと推進派の方の声が聴けました!
と言ってもメッセージの代読なのですが。
実は、石木ダム建設促進佐世保市民の会会長の嬉野憲二様からAさんに、「私の石木ダム推進に関する考え方」についての資料(平成25年3月の公聴会での公述記録)がFAXで送られてきましたので、Aさんが代読されたのです。

石木ダム公聴会2013.3.22公述人:嬉野憲二

嬉野さんのお考えは5年前の原稿通りとのことで、平成6年の大渇水の苦労や辛さ、被害などを切々と訴え、その経験をしている佐世保市民なら誰もがダムを望んでいる。ふるさとを愛する地元の方の気持ちは十分理解できるが、佐世保の窮状を救えるのは石木ダムしかない、というような内容でした。

これに対して、石木川まもり隊からは、ここ15年程の一日最大給水量の減少傾向と保有水源量を示して足りていることを証明し、また、今後の人口減少などで50年後には水需要は4割も減少する(厚生労働省の予測)らしいことや、一方漏水量の多さは深刻で、こちらの対策の方が急務であること、石木ダム事業に対する佐世保市民の財政負担の大きさなどを説明しました。

その後フリートークに入り、梅田町の皆さんから様々な疑問や意見が出され、時間いっぱいワイワイガヤガヤ語り合うことができました。

Aさん:このようなアンケート(一昨年の佐世保市によるアンケートや、つい最近の長崎新聞による県民アンケートなど)の結果を見ると、石木ダムを望んでいる人は少ないですね。それは行政もわかってるはずなのに、なぜ県や市は石木ダムに固執するのか?撤退できない理由が何かあるんですか?

Bさん:一回計画を立てたら、行政はなかなかストップせんですもんね。大体わかってはいるとでしょうけどね、必要なかってことは。

司会:そもそも初めは針尾工業団地への工場用水が目的だったんですよね。しかし工場誘致がうまくいかず工業団地は頓挫。そこが今ハウステンボスになっている。その後、大渇水があって、石木ダムの目的の1つが水道用水の確保に変わったんですよね。

Cさん:行政にとっては理由付けができてちょうど良かったんでしょうね。

Dさん:福岡なんかでは海水淡水化が行われているようですが、佐世保も渇水の時だけ、そういう装置を使ってできればね~

Eさん:いつも稼働していないとメンテナンスが大変らしいですよ。

ちょうど海水淡水化の話に詳しい元県議の末次さんが参加されていたので、話して頂きました。

末次さん:西海市の崎戸にダイヤソルトという製塩工場があります。県議時代に視察に行きました。塩を作った後の水を毎日8万tほど海に捨てているんですが、それは塩分濃度が低く、不純物も取り去った水なので、この水を使って淡水化すれば半分ほどのコストでできる。しかも電気は、そこの会社の火力発電を使わせてもらえるので、これも大きなメリット。あとはそこでできた水を佐世保まで持ってくる費用ですが、専門家に試算してもらったら50億円ほどでパイプラインが引けることがわかりました。しかし、県は石木ダム有りきなので、このような話は全然受け入れられなかったですね。

Aさん:どうしたら県の方針をひっくりかえせるの?反対反対と言い続けても変わらないでしょ?いま裁判をしてるようですが、それはどうなってるの?

司会:国が石木ダム事業を認定したこと自体が間違っていたんじゃないの?という取消訴訟と、いま進行中の工事を止めてくださいという差止訴訟と、2つの裁判がおこなわれています。

(原告団事務局からも補足説明)
行政訴訟で住民側が勝つことは非常に難しいと聞いています。裁判に頼るのではなく、同時に市民の側も要らないという声を大きくしていくことが必要ですね。請願とか署名活動とかいろいろやっていますが、地域の議員さんと気軽に話し合ってみるなんてこともできるといいですね。

Aさん:議員もほとんど市長のお仲間だからね。議会で本気の議論していないもんね。

司会:先ほど説明のあった市民の負担の298億円ですか?子や孫の世代にツケを残すわけですよね。で、孫の代になって水が余っていたら、なんでこがん無駄なもんば造ったと?と言われるかもしれんですね・・

Bさん:水道料金に跳ね返ってくるでしょうね。値上げに繋がりますよね。

Fさん:それに、一度には払えないので、結局は借金するんでしょう?利子も大きいんじゃないですか?298億円では済まないですよね。

Aさん:佐々川には余裕があるけど県が取水を認めてくれないと聞いたんですが…

まもり隊X:既に菰田ダムへの補水用として日量5000tの水利権は取得しています。が、佐世保市が望み、県が認可すれば、もっと多くの水が取れるはずです。平成6年の大渇水のときでも、佐々川から毎日1万tの水を取水できていたので、それだけの余裕はあるはずですが、県は流量調査もしないですね。

まもり隊Y:相浦火力発電所にも佐々川に4800tの水利権がありますが、九電は相浦発電所の閉鎖を決めたので、その分の余裕も生まれるはず。その分の水利権を佐世保市にと県が認めてくれれば、さらに余裕が生まれるのですけどね。

Gさん:認めない理由って何かあるんですか?

数人:石木ダムがあるからやろう。

司会:水源のことで言えば、相浦川にある取水場、四条橋とか三本木ですかね?あそこからいつも取水してるのに、不安定水源とか言って保有水源として認めないというのはどうしても理解できませんね。

まもり隊Y:それに佐世保には1830ものため池があるんですよ。中には40万tも貯水している郷美谷池とか、すごく大きいものもあるし。いまは農業人口が減っているので、ため池の水を水道用水源に転用することもできるんじゃないでしょうかね~

Hさん:既存のダムの浚渫や補修のために石木ダムが必要だと言われてる議員の方もいるようですが、それについてはどういうふうに考えていますか?

数名:最近そんな話よく聞きますねー

まもり隊X:例えば、一番古いダムを補修のために空っぽにするとしたら、山の田ダムですが、そのダムの最大取水量は一日に6300tなんです。いま佐世保の実質的な保有水源は98000tで、一日最大給水量は8万t弱なので、18000tほどの余裕があります。山の田ダムが使えなくても困らないと専門家は指摘しています。また、空っぽにしなくても補修できるケースもあるし、川と浄水場を直接繋げば、ある程度は取水できますし、いろんな方法があると思いますよ。

司会:こういう話が本当は議会でやられるべきなんですが、してくれないので私たち市民の会でやってるんですけどねー、こういう場に推進派の方も来て反論してほしいですよね。それをしないで、ただ、市民の願いと言われてもね~

Iさん:来年の市議会選に向けて今から動き出したらどうですか?

Aさん:このような勉強会をこんな少人数(21人でした)で月に1回やっても広がらないでしょう?もっと大きな場でやったらどうですか?

司会:私たちはいま市内各地に種を蒔いています。今日来られた方が帰って、明日でも近所の方に、あるいは友人に、こんな話聞いてきたよと広めて頂くことが大事だと思っています。人数もこのくらいがちょうどいいんです。多かったら気軽に発言できんでしょう?賛成反対関係なく石木ダムについて本音で語り合える場が必要で、それをあちこちでやっていくなかで芽は育ってくるでしょうし、ある程度大きくなったら、大きな集会もやるべきですけどね。

Jさん:私、今日はI女性会議の人に勧められて来ました。迷ったんですけど来てみて、予想外に人数が少なかったので初めは後悔したんですけど、でも、今は来て良かったと思ってます。

なんて言葉を最後に頂き、司会者も私たちもたいへん嬉しかったです。

次回は北池野公民館です。
2月24日(土)14:00~
お近くの方、是非いらしてくださいね~

いまこそ、石木ダム見直しのとき!



これは、長崎新聞がおこなった「有権者500人に聞く~2018年知事選」のアンケートの結果です。

「ぜひ必要」+「どちらかといえば、あったほうがいい」=20.0%
「全く不要」+「どちらかといえば、なくてもいい」=36.4%

石木ダムが必要かと問われれば、不要と考える県民の方がかなり多いことが明らかになりました。

これは昨年5月、民間のリサーチ会社がおこなった石木ダムについての県民2500人アンケートの結果とも符合します。

今回のアンケートは、2月4日の知事選を前におこなわれたのですが、各質問項目の結果をみると、いずれも県民意識が浮き彫りになっており、信ぴょう性の高さを感じます。



このように回答者の半分は中村知事に好感を持っており、評価しない派は2割に過ぎません。

そして県民が求める政策は、



トップにあがったのは「所得向上」。県民所得は全国でも最低レベルですから予想通り。ただ女性に限ると、トップは「子育て支援」。いかに県内のお母さんたちが苦労しているか、悲痛な声が聞こえてくるようです。

一方、その県民の血税を注ぎ込んでいる新幹線については、



必要派は5割を超え、不要派を12.4ポイントも上回っている!これは意外でした。県民も望んでいるんですね~ 新幹線に夢を抱き過ぎじゃないかな~と思う私は少数派だったのか~

長年懸案のこちらは、



わずかの差で反対派が上回っていますが、圧倒的に多いのは「分からない」。そうですよね~司法の判決も「開門しろ」と言ったり「開門するな」と言ったり二転三転。漁業者や営農者の言い分を聞いていると、どちらも気の毒で判断できない・・・と思う県民が多いのでしょう。

つまり、今回のアンケート結果でわかったのは、意外と?県民の多くは中村知事を評価しており、知事が進めている新幹線には理解を示し、懸案の諫干開門については中立的。そんな県民が、石木ダムに関してだけは反対の声を上げているということが見えてきたのです。



この事実を、知事をはじめ県は、しっかりと受け止めてほしい!

1月16日の長崎新聞には、この石木ダムに関するアンケート結果の分析がまとめられていますが、佐世保市だけで見ると、なんと不要派は47.4%!5割に近かったというのです。佐世保市民の私としては、大いに頷ける数字でした。



 

中村知事へ

あなたは三選出馬を決意するまでずいぶん迷われたようですが、それは何故でしょう?

県政を担う重圧からもう解放されたかったのでしょうか?

自分の目指す政治がやりにくい環境にあったからでしょうか?

でも、もう決意された。明日は告示ですね。

もう一度県民のために頑張ろうと思われるのなら、この一般県民の声をしっかり受け止めてください。

今こそ、石木ダムの見直しを掲げる時!ですよ。