石木ダム勉強会 in 日宇ヶ丘

佐世保市内で始まった地域ごとの石木ダム勉強会3回目は、7月2日、日宇町の日宇ヶ丘コモンライフセンターでおこなわれました。

いつものように、まずは動画を見て、自由に意見交換。

今までになく男性が多く、また、男女を問わず、活発に意見が交わされ、この地区の皆さんの社会問題への意識の高さが感じられました。

 

賛成意見

*異常気象や食糧不足を考えた場合、やっぱりダムは必要

*企業誘致する場合も水がなくては…

*人口が減っているというけれど、この日宇地域では大型団地が続々とできており、ここ数年で800個以上の住宅が増えている。水需要が増えるのは十分考えられる

反対意見

*佐世保市民の水の使用量はものすごく少ないようだが、それはあの渇水の時の経験から学んでいるんだと思う。この節水意識の高さは誇りにすべき

*ダムの底を浚渫して貯水量を増やすとかして、いま有るダムをリニューアルしていけばよい

*子や孫の世代に負担を背負わすのはよくない。川棚の自然も守りたい

共通していたのは、やはり

*水道局に来てもらいたかった

*促進市民の会にも来てもらって、ざっくばらんに話し合いたかった

疑問もたくさん出されました。

*川棚町の人はどう思っているの?洪水対策としては必要なの?

*ダムが出来たら、そこから水をもらうのだから川棚町にお金を払わなきゃいけないの?

*そしたら水道料金が上がるの?

*佐世保は安い方でしょ?

*いや、高いって聞きましたよ

*どっちにして、そういうことは造る前に説明してほしいよね

等々、顔見知りのご近所どうしだからこそ話がはずみます。

 

司会者に向けられた質問に司会者もタジタジ…

*推進派って結局、行政のことでしょ?

(司会)促進市民の会というのもあるんですよ。ほら、「市民の願い」って書かれたバスが走ってますよね

*ああ、あれね。でも、あれは市のお金でやってるんでしょ?一般市民じゃないんでしょ?

(司会)でも…一応「市民の会」ですから…

その他、核心に迫る重要な疑問も続々…

*佐世保市は厚労省から補助金をもらってますよね?途中で止めたら、それを返さなくてはいけないんじゃないですか?

*今の実績と予測の差が大きいから問題なんでしょ?その修正はできないんですか?

*軌道修正すると石木ダムが要らないとなるので、できないんじゃない?

*無理してもやらざるを得ない事情があるのではないか?誤魔化しをしなきゃいけない事情があるのではないか?それが何なのか知りたい…

 

と疑問は尽きることなく…あっという間に2時間が経ってしまいました。

 

佐世保市水道局の皆さん、市民はこんなに疑問を抱えています。

参加して、この疑問に答えていただけませんか?
今回も裁判を理由に出席を拒否されましたが、行政訴訟は長いと言われています。これからずーっと市民との対話はしない、疑問にも一切答えないという方針ですか?(石木ダムに関して)

 

石木ダム建設促進特別委員会の皆様

あなた方は被告でもないのですから、裁判中でも関係無いはず。市民の声に耳を傾けるべき議員として、また、ダム推進派として、なぜ参加して頂けないのでしょう?
出欠のお返事も頂けないと、担当者の方は嘆いておられましたよ。

 

石木ダム建設促進佐世保市民の会の皆様

皆様方がお忙しいのは重々承知していますが、本当に「どうしてもお願いしたい石木ダム」とお思いなのでしたら、是非このような場にいらして、その理由を私たちに直接伝えてください。同じ市民同士、佐世保の未来のために語り合っていきましょう。

佐世保の水と石木ダム勉強会in山手町

この前の日曜日(5/21)、山手町公民館でこんな勉強会が開かれました。

参加者は全部で19人。とても小さな集まりでしたが、有意義なひと時でした。

3月の原分町での勉強会にも参加しましたが、あの時とは内容も雰囲気もかなり違っていました。

今回はあまり難しい話ではなく、佐世保の水事情や石木ダムに関する映像を観て、感想を述べ合ったので、誰もが気楽に発言なさっていました。(女性が多かったので井戸端会議的な雰囲気)

こういうふうに、勉強会もいろんなやり方があるのはいいですね。

やり方がいろいろあるように、参加者もいろんな考え方があっていいと思うのですが、こういう場に足を運ぶのは、どうしても、どちらかと言うと、石木ダムに反対とか疑問があるとかいう人たちが多いですね~

どうしてでしょう?
賛成派の人たちは、どうして参加しないのでしょう?

「石木ダム建設促進佐世保市民の会」というダム推進の会にも案内状を送ったそうです(ゲスト席にその札紙が貼られていました)が、空席となっていました。
あまり勉強したくないのかな?それとも議論したくないのかな?
でも、いずれは答えを1本化しなければならないのですから、相手の意見もしっかり聞いて、その上で自分の意見をきちんと伝え、一緒に考えていきたいですね。
そのプロセスを抜きにしては良い結論は得られないのですから。

余談ですが、来月「石木ダム建設促進川棚町民の会」の総会と講演会があるのですが、それへの参加要請の声掛けが会員におこなわれているそうです。その電話をもらったご本人は勉強会のことは何も知らなかった、知らされていなかったとおっしゃっていました。
促進派の集会なら他所の町にも出かけるように勧めるけれど、反対派もやってくる一般市民の集会なら、同じ市内であっても連絡さえしないんですね。残念です。

促進市民の会だけでなく、市議会の石木ダム建設促進特別委員会の席も、水道局の席も空席でした。
これには、参加者の誰もが失望していました。

特に「私は賛成でも反対でもありません。よくわからないので、両方の意見を聞いて考えてみたいと思ってやってきました」とおっしゃった方は最後まで残念そうでした。

水需要が減り続けているという現実、
漏水が多い、老朽管の更新費用は莫大で追いついていないという現実、
一方、石木ダムに関する市の総事業費は353億円にものぼるという現実、
これを知れば石木ダムは要らないと思うが、市には別の言い分があるのではないか、それを知りたい、そこを聴きたいと思ってやってきたのに…と。

水道局はこのような市民の願いをなぜ無視するのでしょうか?
市民の税金、水道料金を使って進める事業ですから、説明責任はしっかり果たしてほしいものです。

推進派の意見が聞けなかったという不満は残るものの、「このような場はとても大切」「市内のあちこちで、このような勉強会を開いてほしい」との声もきかれました。

次はどこで開かれるのでしょうかね~

 

県は石木ダム事業から撤退して!

10月20日の長崎新聞「声」の欄に、こんな投稿記事がありました。

そうだ!そうだ!といたく共感しましたが、

その後ほかのことに追われ、この記事のことは忘れてしまってました。

今日、数日ぶりにFacebookを開くと、知人のページにこの記事が出ていて、

63人の方が「いいね!」をクリックし、19人の方がシェアしていました。

 

やはり、石木ダム事業撤退論に共感する人は多いんですね〜

しかも、その理由について、この方の理屈はとてもわかりやすい!

 

★半世紀前に計画されたダムができなくても、生活に支障をきたしている人はいない

★厳しい財政、限られた予算、やるべきことは他にたくさんあるはず。

★佐世保市では老朽水道管の更新が急がれている。

★このまま進めば失敗事業になりかねない。

 

もうすでに失敗してるとは思いますが…

そう言わないところがいいですね。

いま方向転換すれば、まだ失敗は免れるかもと感じてもらうためにも。

 

それにしても、西海市に住む方が、

石木ダムについて、こんなに詳しいなんて驚きですね〜

佐世保の水事情についてもよくご存じで…

佐世保市民としては、少々恥ずかしい気もしますが、

それ以上に県内に仲間がいることを感じ、とても嬉しくなりました。

 

こうばるを 第二の沖縄・辺野古にするな!

12月12日付長崎新聞に掲載された投書です。

全く同感で、一人でも多くの長崎県民に読んでほしいですが、

一番読んでほしいのは、知事と佐世保市長です。

筆者は、元県の職員で組合の役員。長崎県の体質や手法は、熟知している人。

その人が言うには、

公共事業を引きずり続けるのは「行政の業」らしい。

 

「業=ごう」とは?

「自業自得」と言うように、本来は結果を伴う「行為」という意味で、善業も悪業もありますが、

「業が深い」(罪深い)「業を煮やす」(腹を立てる)など、あまりいい意味では使われていませんね。

 

行政は一度決めた事業は必要性が無くなっても中止しない、とはよく言われます。

納税者である私たちにとっては大迷惑で、大きな損失を受けます。

しかも、そこで暮らしている住民にとっては死活問題。

こうばるは今や辺野古と同じ状況となりつつあります。

 

日本の誤った国防政策のために犠牲を強いられようとしている辺野古の海、

その海を守るために闘い続ける沖縄県民。

佐世保市の水道事業のために犠牲を強いられようとしている石木川流域、

その自然と暮らしを守るために闘い続ける川原住民。

「行政の業」と片付けられる問題ではありません。

 

筆者も述べているように、この業を断ち切るのは、首長の英断しかありません。

知事や佐世保市長が勇気を出せば止まるのです。

半世紀にわたるダム計画、住民を苦しめ続けた公共事業を白紙撤回すれば、

両首長は政治家として高く評価され、後世に名を遺すことでしょう。

県の方針の矢面に立って働く職員の皆さんも、どれだけホッとされることでしょう。

 

中村さん、朝長さん、この元職員の投稿記事をどうか噛みしめてください! 

 

N-dove、こうばるへ

N-dove(エヌダブ)の若者7人がこうばるへやってきました!

こうばるの若者(?壮年ですが)MY君の説明に真剣に耳を傾けています。

 

N-doveとは、安保関連法の廃止を求め行動している長崎の若者グループです。

政治を政治家任せにせず、一人一人が、学び、行動し、体感していくことで、

この国の未来を主体的に描いていきたいと思っている人たちです。

N-doveのNは、もちろん長崎NAGASAKIのNです。

dはdemocracyのd、Oはopinionのo、Vはvoiceのv、eはeffortのeだそうです。

素晴らしいネーミングですね。

 

でも、なぜN-doveがこうばるへ?

それは、

僕たちは安保法制に関して反対しているけど、沖縄も原発も皆同じ。

国民が望んでいないことが推し進められ、民主主義や憲法が侵害されている。

身近なところでは石木ダムの問題があると気づいた。

必要のないダム建設のために人の土地が強制的に奪われることが憲法上で許されることなのか、

長崎のN-doveとして足元の問題にも取り組もう、もっとよく知りたいと思い、やってきました。

そして、自分たちにできることを考えていきたい。

とのことです。

 

座り込み現場から出発し、ダム小屋、やぐら、石木川遊泳場などこうばるの名所?を案内し、

最後は公民館でじっくり説明や意見交換。

強制測量の時の写真を、みんな真剣に見入り、

今の沖縄と同じことが起きていたんだね…と。

大人と同じように鉢巻を占めて、機動隊に対峙する子どもたちの写真に釘付け。

子どもながらに、真剣な嶮しい表情や怯えたような眼差し。

「これが僕です。僕の子どもたちには同じ思いはさせたくありません」とY君がぽつり。

 

私たち支援者も同じです。

こうばるの子どもたちを見ていると、この子たちのためにも頑張りたいという気持ちになります。

私たち大人は、この子らの時代がより良いものであるように、今を生きたいと思います。

何を残し、何を手渡すべきなのか、そのためにどうやって守り抜くのか・・・

 

ストーブで温まった部屋の隅で、N-dove メンバーのお子さんがスヤスヤと眠っていました。

この子が大人になったとき、どうか徴兵制などしかれていませんように。

原発ゼロの、安全なエネルギー社会が実現されていますように。

そして、豊かな森ときれいな川が残されていますように。。。  

 

高専の教師と生徒たちも川原へ

3日前、こんな声が長崎新聞「みんなのひろば」に掲載されました。

投稿したのは高専の先生。

高専=工業高等専門学校があるのは、県内では佐世保市のみです。

佐世保にある学校の先生が、石木ダム建設予定地を生徒と共に歩いた  

 

学生たちにここで営まれている人々の暮らしや、ダム建設で水没する予定の地域を見てもらい、

 感じ、考えてほしいという意図があった」と言う。

 

「基本的人権」と「公共の福祉」をどう秤に掛けるか。

財産権を法の力で侵害してまで建設を進めなければならない大義があるのか。

 

現地を見てこの疑問は大きく膨らんだ。

「佐世保の水道水は、土地を強制収用された人々の苦しみを背負っているのだ」

と伝えなければならない事態は避けたい。

 

と結ばれていました。

生徒さんたちはどう感じたのでしょう?

それが一番知りたかった・・

でも大丈夫。きっと。

この先生の生徒さんなら、自分の目で見た光景をまっすぐに受け止め、

自分の頭で考えてくれるでしょう。

 

 

「消える」のではなく、「消す」のです

3日前のブログで紹介した、長崎県議会環境生活委員会。

そこで、委員たちが口をそろえて言っていた「最近聞こえてくるのは反対派の声ばかり」について、

少し考えてみました。

確かに私たちは、公開質問状を出したり、署名を集めたり、申し入れをおこなったりしていますが、

それは最近始めたことではありません。

このブログもそう。もう6年も前からやってることだし・・・

では何故、今頃、委員はそんな風に感じたのかな?

 

そう思って、最近の新聞を見てみると、たしかに声の欄にも、石木ダムに関する投稿が増えてきたようです。

こちらは3日前の「こえのひろば」に寄せられた投稿文。

県民の理解が得られているとは思えない事業のために、「個人の財産を強制的に取り上げていいものでしょうか」

「中村知事は住民を説得できないのであれば、潔くダム建設は断念すべきです」と書かれていました。

とてもシンプルで、わかりやすい!

 

また、昨日の投稿欄には、こんな声が。

石木川とその流域の風景を目の当たりにして感じた率直な思いが綴られています。

「今の日本がどこかに置き忘れてきた風景と人々の絆」

それを「壊し、水没させていいのか」「人権侵害そのものではないか」として、再考をもとめています。

 

また、こちらはそれらの投稿記事の間に書かれた6月30日の「水や空」です。

 大好きだった向田邦子さんの名前があったので、目を止めて読み進んでいくうちに、ドキッとしました。

「壊れた」と「壊した」の違い。

小学生の邦子さんにその違いを気づかせ、責任の所在について自覚することの大切さを教えたお父さま。

その厳しさや潔さも、今の日本人が失ってきた美しいものの1つのような気がします。

 

智記者は、この話からダム計画のことを連想してくれました。

全く同感です。

ダム計画を進めるということは、ある地域を、誰かにとってのふる里を地図上から「消す」ことです。

ふる里は勝手に「消える」わけではないのだから、県が、市が、ではなく、

中村県知事や朝長市長が決断して「消す」のです。

 

「そうまでして進める事業なのか」と私たちも何度も問いかけてきましたが、

知事も市長も、馬耳東風、何ら見直そうとはしません。

筆立ては新しく買い替えることができますが、ふる里の代わりはないのに・・・

 

向田邦子のお父さま、中村知事の夢の中にでてきて、知事を叱ってくれないかな〜  

 

 

 

 

 

タレントさんのTwitterやブログにも「石木ダム」の文字が!

最近、石木ダムに関心を持ってくださる有名人の方をチラホラ見かけます。

 

元プロレスラーでタレントで俳優の高田延彦さんが、ご自身のTwitterでこんなことを呟いていらしたとか。

これは4月22日の朝日新聞の意見広告を見てすぐのことでしたが、なんとつい最近も・・

再び石木ダム問題に触れ、呟いてくださっています。

https://mobile.twitter.com/takada_nobuhiko/status/605896962622128128/photo/1

レスラーとダムは何の関係もなさそうだけど、

「日本の国土に生かされている人間として興味あるテーマだ」と書かれています。

生かされていると感じる方だからこそ、環境破壊には無関心ではいられないのでしょうね。

 

こちらは末吉里花さんのブログです。

http://ameblo.jp/sueyoshi-rika/entry-12033329599.html

末吉さんってご存知ですか?

「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターを務めた方だそうです。

私は見てなかったので知りませんでしたが、先日のほたる祭りでお会いして、その美しさに見とれちゃいました〜

そして、

鳥のさえずりが青い空に響き渡り、澄んだ空気を吸い込みながら、幸せを噛みしめました。
なんといいところだろうと。
この風景こそ、私たち日本人が愛し、次世代に残していくべきふるさとの姿だろうと。

ここに暮らす人たちの顔を見て、様々な話を聞いて、同じ時間を共にした今、
私もなんとかこの美しい場所が守られるように、できる限りのことをしたいと感じました。

と書かれていました。

世界を見てきたミステリーハンターさえ魅了された川原、

ここはやはり守っていくべき場所なんだと、大きな自信を得た思いです。

 

こんな声がどんどん広がっていきますように・・・ 

 

集会その後

1・18佐世保集会から明日で3週間。

3日前に最後の実行委員会も済ませ、ホッと一息といったところですが、

なかなか切り替えができません。

というのは、余韻がずーっと続いているのです。

アンケートが、今もポツリポツリと署名と一緒に送られてきます。

先日は電話もかかってきました。

感想を書ききれないからといって、電話でじっくり語ってくださいました。

 

中には、このような意見書のようなものもありました。

また、この方はカンパとして切手を50枚も同封してくださっていました。

しかも、そのお手紙にも封筒にも名前はありませんでした。

 

こちらの女性は、アンケートと署名の他に、このような温かいメッセージを添えてくださっていました。

 

このようなことは、これまでありませんでした。

他のアンケートにも「感動」の文字がたくさん書かれていました。

映画「ダムネーション」と、弁護団や地権者の方の素晴らしいお話のおかげです。

 

1・18佐世保集会は終わったけれど、強制収用反対の活動はこれからが本番です!

 

県民の声

新聞がきちんと報道し始めると、読者も声をあげ始めます。

あっちから、こっちから、県民の声が聞こえてきます。

最近見かけた長崎新聞の声の欄「みんなのひろば」から、2つご紹介します。

まず、今日の記事。

まったく同感!

見栄のためにふる里を奪われる住民の方の身になって考えてほしいですね。

そして、私たち県民も被害者。

県民の宝でもある貴重な自然が破壊される上、

そのための費用負担が私たちの肩に重くのしかかってくるのですから。

それが県の見栄のためだったら、許せるわけがありません。

 

 

こちらも貴重なご意見です。

これからは水も電気も広域で融通し合う時代。

余っているところから足りないところへ流されてこそ、資源も活かされ再生可能な社会が実現されます。

西海市からの送水は、ずっと前から提案されていたことでした。

それをストップさせていたのは、他ならぬ県。

それが実現したら、石木ダムが不要になるから。。。