このところ錆び付いた頭を酷使しながら、
水道局が出した水需要予測の資料と格闘しています。
みごとな数字合わせ、まやかしの計算式に、敵ながらあっぱれ・・・
いえいえ、この優れた才覚を是非、未来を守るために使って欲しいものだと残念に思いつつ・・
(その内容については、後日お伝えします)
そんなわけで、たいへん遅くなりましたが、水道局からの回答を公開します。
これは1月17日に私たちが提出した要請書に対する回答で、21日にいただきました。
書かれてあることを要約すると、
石木ダム建設事業の再評価実施に際し、
「佐世保市上下水道事業経営検討委員会」に諮問するのは妥当なことだと考えている。
その主な理由は、
・同委員会の目的は、水道局の経営のありかたや施策策定に関して調査検討をおこなうことであり、
中でも石木ダム建設事業はその最も重要な施策である。
・同委員会は、これまで水道事業に関する予算や決算等について審議していただいているので、
本市の水事情や水道施設の状況について詳しく、学識経験者を含む各分野から構成されている。
との考えが示されています。
しかし、私たちが一番聞きたかったこと、また、言いたかったことには何も触れられていません。
つまり、委員8名中、4名が石木ダム推進派のメンバーだということ。
(石木ダム促進市民の会会員3名+促進川棚町民の会での講演者1名)
公平中立であるべき第三者委員会が、そんな不公平な構成でいいのですか?
という素朴な疑問です。
その答えが、何もありませんでした。
それで、私たちは、1月29日に再度、その1点に絞って質問書を出しました。
2013年1月29日
佐世保市水道局
局長 川久保 昭 様
石木川まもり隊
質 問 書
去る1月17日、私たちは貴局に対し、「石木ダム建設事業の再評価を、佐世保市上下水道事業経営検討委員会に諮問して行うことは直ちに中止し、新たに再評価委員会を設置して行うことを求める要請書」を提出いたしました。
委員会開催前日の1月21日、たいへんご多忙な中、私たちへの回答を出していただきましたことには感謝しております。
ただ、その中で私たちの質問にお答えいただけなかった点がありました。
それは、要請書の(3)のところで、「佐世保市上下水道事業経営検討委員会」の委員8名の中には「石木ダム建設促進佐世保市民の会」の構成団体の代表者等が3名いることを指摘して、石木ダム建設事業の再評価をするための委員会として、公正中立と言えるかどうかお尋ねしました。
この点について、貴局のお考えを知りたいので、再度質問いたします。
1. 委員8名中3名が「石木ダム建設促進佐世保市民の会」の構成団体の代表者等である「佐世保市上下水道事業経営検討委員会」は、石木ダム建設事業の再評価をするための第三者委員会として、公正中立な委員会とお考えでしょうか。
2. 公正中立な委員会とお考えであるならば、その根拠をお示しください。
さて、今度はどのような回答が届くでしょうか?
一週間以内に文書での回答をお願いしています。
ということは、来週月曜日?遅くとも火曜日には出していただけるでしょうか。
心待ちにしています。。