公共事業評価監視委員会

昨日、長崎県のホームページにこのような告知がなされていました。

先日の「検討の場」が終わって間もないのに、もう対応案が策定されたのでしょう。

いよいよ石木ダム建設事業の是非が評価監視委員会にかけられます。

 

第1回長崎県公共事業評価監視委員会の開催について

2011年05月13日
建設企画課




 長崎県が実施する公共事業の再評価・事業評価を行うにあたり、「長崎県公共事業評価監視委員会」の今年度第1回目の委員会を開催します。

                       記

1.開催日時
     平成23年5月25日(水) 15時15分〜

2.開催場所
     長崎県農協会館 7階 701号室
      (長崎市出島町1番20号) 
地図はこちら

3.議題
     川棚川河川総合開発事業(石木ダム)
     長崎水害緊急ダム事業(浦上ダム)

5.委員会の傍聴について
     傍聴を希望される方は整理券が必要です。
     整理券は当日受付にて配布いたします。
     
(定員) 27名(定員を超えた場合には抽選を行います。)
     (受付時間) 14時25分〜14時55分
     くわしくは『
傍聴にあたってのお願い【PDF】』をご覧下さい。
 
その『傍聴に当ってのお願い』を見ると、
9項目の「傍聴に関する注意事項」が記されていました。

 
1.傍聴名札を配布しますので、会場では常に携帯し傍聴終了後は受付に返却して下さい。
2.指定した傍聴者席以外での傍聴は禁止します。
3.
撮影、録画、録音は禁止します。
4.傍聴される方の発言、委員の発言への批判、可否の表明、ヤジ、拍手等は禁止します。
5.プラカードやのぼり等を掲げる行為は禁止します。
6.ビラ等の配布は禁止します。
7.みだりに傍聴者席を離れないで下さい。
8.携帯電話は電源を切るか、マナーモードにし、使用は禁止します。
9.その他、委員会の進行を妨害したり、会場の秩序を乱す行為は禁止します。
 
 
なぜ、傍聴者は名札を付けないといけないのでしょう?
なぜ、録音・録画をしてはいけないのでしょう?
 
この委員会の成り行きに関心を持っている人はたくさんいます。
傍聴希望者はたくさんいるでしょう。
しかし、27名しか認めないと制限されています。
抽選に外れた人は、会議の成り行きを知ることができません。
しかし、録音や録画が許されれば、後でそれを視て、聴いて、知ることができます。
県は、なぜ県民の知る権利を奪うのでしょう?
県は、何のために「公共事業評価監視委員会」を開くのでしょう?
そもそも「公共事業評価監視委員会」って、なあに?

朝日新聞掲載「キーワード」の解説によると、

「始まったら止まらない」と言われる公共事業の再評価のため、国が98年度から始めた。県も同年度、同様の目的で委員会を設置した。審議するのは、国の補助事業や県単独事業で予算化後(1)5年たっても未着工(2)10年たっても未完成の事業など。県は委員会の意見書をもとにして対応を決める。委員会は06年度までの9年間で320の公共事業を審議。うち99事業が「見直し」や「中止(または休止)」となった。コスト削減額は約529億円とされる。(長野県)

やると決めて、予算をつけたのに、

5年たっても始まらない、10年たっても終わらない・・

そんな公共事業は、どこかに無理があるんじゃないの?

ほんとは必要ないんじゃないの?

そんな疑問を解決するために、ちゃんと監視して評価しようじゃないの!

ということで作られた制度のようです。

そしてその結果、見直したり、中止したりして(長野県の場合31%も!)

コスト削減に寄与してきた意義ある委員会のようです。

 

長崎県の場合どうだったのでしょう。

きちんと評価してきたのかな・・

これまで一度も傍聴したことないから、是非傍聴してみたいなぁ〜

 

そんな意義ある委員会なら、多くの県民に公表すべきじゃないですか?

民主党政権になって変わったことの中で、国民の評価が最も高かった「事業仕訳」。

あれはすべてネット上で見られましたね。

仕訳結果の良し悪しは異論があっても、

そのプロセスは誰もが目撃できる、オープンな作業現場で好評でした。

そこが国民の支持を得たんですよね。

 

なのに、長崎県の場合、録音も録画もダメですか?

そんなにコソコソとやりたいの・・?

失礼!27人の傍聴は許すので、コソコソは言い過ぎですね。

そんなにひっそりやりたいの?

 

な〜ぜ?

 

 

石木ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場(第3回)

この長いタイトルの会議も3回目にして、早くも最終回となりました。

始まる前から私たちが予想していた通りの、形だけの・・・

時間と労力とお金を費やした税金の無駄遣いに終わりました。

 

5月9日(月)14:00〜JA川棚の広い会議室が用意され、今回は傍聴者の人数制限もなかったけれど、

過去2回よりも集まった人は少なく、その上、途中退席者も続出…

 

その理由は、「検討」されない「検討の場」だったからでしょう。

今回も初めにこれまでの「おさらい」(過去2回の検討の場の要約)の説明があり、

第2回検討の場の後おこなわれたパブリックコメントの公表

 

3月6日の地権者との意見交換会で出された意見の公表

 

3月11日の関係住民説明会における住民からの意見の公表

 

学識経験者の意見の公表

 

関係地方公共団体の長の意見の公表

 

関係利水者の意見の公表があり、

 

それらの意見を踏まえた?県からの補足説明があり、

その後あらためて、評価軸による評価を示し、最終的な総合評価が下されました。

やはり、治水の面からも利水の面からも「石木ダム案」が最良の選択という結果となり、

検討の場の構成員からは異論も出ずに、しゃんしゃんと承認、お開きとなりました。

 

寄せられた多くの声は、全く届きませんでした。

パブコメもただ集めただけ。

このような重要な意見も無視されています。

 

反対地権者の心からの叫びがどこに活かされたでしょう?

約束通り、討論会の速記録は提出されましたが、構成員の各首長さんが熟読された形跡はありません。

次々に貴重な意見、胸を打つ言葉が発せられたのに・・・

私たち納税者に突きつけられた言葉もありました。

 

 

 

これら地権者の声がどこに届いているのでしょう?

これらの声に真摯に耳を傾けたなら、

実現性という評価軸の「見通し」のところでは、明らかに「ない」としか書けないはずなのに、

「残る地権者の方々の理解が必要である」という表現で記されています。

 

また、県による補足説明はこれまでの主張を繰り返すばかりで、説得力は全く無し。

例えば、水需要予測の数値について、あらたにこのように説明していますが、

なぜ工場用水がこのように過大になるのか、その根拠は全く示されていません。

「実績値に新規開発分を加算し、将来値を設定している」と書かれているだけです。

21年度実績=2,096m3で

29年度予測値=5,245m3ですよ。

3,149m3も増える?・・・実に2.5倍にもなるという大胆な予測の根拠が全く示されていません。

 

また、負荷率は実績値だと書かれていますが、

負荷率の80.3%は、過去(平成19年度)の資料での実績値であり、

現在からみた過去10年間に、この数値は存在しません。

 

一番直近の負荷率は90.1%もあり、過去10年の平均値は86.5%です。

仮に負荷率を、この86.5%で計算すると、一日最大給水量は、103,424m3となり、

8,000m3近くも減少します。

 

すべてにおいて、この調子でした。

まじめに検証しよう、予断を持たずに最新のデータを基に見直そうという姿勢が、まるでありませんでした。

とても、とても、残念です。

 

たぶんこの調子では、県の対応案を評価する「公共事業評価監視委員会」の結果も同様でしょう。

と思いたくなりますが、諦めてしまってはダメですね。

委員の皆様にも失礼ですし、私たちも前へ進めなくなってしまいます。

 

心ある委員の方はきっといる!

そう信じて、さらなるステップでの検証を見つめていきたいと思います。

 

 

「アースデイさせぼ2011」に参加しました

 雨のち曇り・・

で、なんとかアースデイ開催できました〜 

ほっ 

佐世保公園には、市内外からたくさんの若者や子どもたちが集まりました。

70ものブースが出され・・

「石木川まもり隊」も、この大きなテントの中にたくさんのパネル展示をしました。

石木ダム建設予定地「川原」に住んでいるほーちゃんは、

川原(こうばる)のことを紙芝居にして伝えてくれました。

石木川に生息する、魚、周辺を飛ぶ鳥、

川原地区に住む動物や人間のことも、素敵な絵で紹介です。

 

テントの中では、写真展と、

佐世保市の水事情の実態を示す資料を少々展示。

他にも展示できなかった資料をテーブルの上に置いておきました。

この資料は、この春長崎大学を卒業したばかりのA子さんが、

情報公開で資料を取り寄せたり、漁協に取材に行ったりして、一生懸命調べ、まとめてくれました。

さすが!です。

 

このブースを訪れた方に、石木ダムに賛成?反対?のシール投票をお願いしました。

うーん、予想以上の結果です。

 

でもね〜、これがそのまま佐世保市民の声とは言えないし・・

ま、いつか、こうなることを夢見て、ぼちぼちやりましょうか、ね〜  

 

アースデイの様子はこちらにもあります。 http://blog.goo.ne.jp/michie39/d/20110424

 

アースデイさせぼ2011

例によって、直前のお知らせで・・すみません!!

 

明日24日(日)、佐世保公園で、10:00〜17:00

アースデイさせぼ2011が開催されます。

自然や平和を守り、アース(地球)のアス(明日)を見つめようという意義深〜いイベントです。

70くらいのブースが設置されます。

無農薬食材による食堂やお花屋さん、フェアトレードのお店、

ヨガや楽器、木工などのワークショップ、

玄海原発やミツバチのことが学べるブースもあります。

そして、「石木川まもり隊」もブース出します!

1982年の強制測量の時の写真や記事、現在の川原の写真、佐世保の水事情の資料等々の展示、

ほーちゃんの紙芝居や、あきこさんの研究発表(石木ダムが大村湾に与える影響)などなど

盛り沢山です。

素敵な川原の絵葉書のプレゼントもあります。

「川原のうた」も聴けます。


ちょっとお天気が心配ですが、御用とお急ぎでない方は、遊びに来てね〜

おっと、その前に、投票に行くの忘れないでくださいよ。

 

実は今日、嬉しいコメントを頂きました。

ブログ「佐世保便り」の2年前の記事(「石木ダム」)を読んだ「一市民」さんから、

こんな感想が寄せられました。

 

古い記事にすいません。 (一市民)
2011-04-23 16:41:12

今まで渇水を人生で2度体験しました。
その時の大変さが、「佐世保は慢性的な水不足」「石木ダムを建設しないと」と漫然と思い描いていました。
しかし、それは違うとわかってきました。
佐世保市民は私と同じように何となく洗脳されてきたと思います。
今の市長は長崎県知事と結託し、推進一本やりで、現実を隠して、後戻りできない、と諫早干拓と同じように思っていると思います。
私は明日の市長選、批判票として候補者に投票します。

とても嬉しかったです。

本当のことを知る大切さ、それを伝える大切さ、

忘れてはいけないと、あらためて感じました。

小さな声でも、微力でも、無力ではない…と。

 

明日、「石木川まもり隊」のブースを覗いて下さった方の中のお一人でも、

「一市民」さんのように気付いて下さる方がいたら・・・

それだけで、私たちは満足です。

 

だから、あした、天気にな〜れ!

 

ほーちゃんの手作り新聞

「こうばる通信」

石木ダム建設予定地に生まれ育ったほーちゃんが、

家族のこと、地域のことを感じたままに書いている手作り新聞。

 

それを始めるきっかけは、やはりダム問題でした。

昨年の今ごろ、付替え道路建設を強引に始めた県と住民との対決、

激しい抗議、毎日の座り込み。

親世代、祖父母世代の必死の抵抗を見つめながら、

ほーちゃんは、自分にできることは何か?と考え、始めたのが「こうばる通信」でした。

 

この新聞がNBC記者の目に止まり、昨日、夕方のニュース番組の中で特集されました。

「石木川まもり隊」の仲間でもあるほーちゃんの雄姿?を、是非ご覧ください!

 http://www.youtube.com/watch?v=c-IB3at5vN4

 

最低レベル!長崎県の水道施設の耐震化

2011/03/25付 西日本新聞朝刊の記事です。

今回規模大地震なら県内9割断水も 配水池の耐震化 全国最低

 災害の際、命を支える水。東日本大震災では、水道管の破損などで14県150万世帯以上で断水した。長崎県の水道施設の耐震化は全国でも最低レベルで、同規模の地震が起きると県内9割以上の世帯で断水の可能性が強く、早急な対策が求められている。

 標高約200メートルに位置する佐世保市の赤崎第2配水池。直径20メートルのコンクリート製水槽に浄水施設から送られてくる水道水1700トンを蓄える。ここから高低差の圧力を利用して10基の配水池を経由し、約3500世帯に供給する。だが、38年前に作られた壁の厚さは25センチと薄く、震度4以上の地震でひびが入るとみられている。

 長崎の水道施設で最大の問題はこの配水池だ。震度6強の地震を基準に厚生労働省が2009年度に行った全国調査によると、配水池の耐震化率は全国平均34・5%に対し、長崎は9・3%と47都道府県で最下位だった。

 県水環境対策課によると、コンクリートやステンレス製の配水池は近年建造されたもの以外は耐震調査すらできていない。特にコンクリート製配水池の強度不足が懸念されるが、補強工事や新たに建造するにしても最低でも数千万円かかるため、県内で千基以上とされる配水池の耐震化はほとんど進んでいないのが実情だ。

 悩ましいのが斜面地が多い長崎市や佐世保市。水圧を落とすため複数の配水池を経由する必要があるからだ。長崎市で約250基、佐世保市で約200基の配水池を抱えている。「限られた予算を耐震化中心には組めない」と、佐世保市水道局の川久保昭水道局長はため息をつく。

 一方、ダムと浄水施設をつなぐ管など主要水道管の耐震化率も、長崎県は18番目に悪い26・3%と全国平均を4ポイント下回る。水道管は揺れがきても継ぎ目が外れにくい特殊な「耐震管」に取り換える必要があるが、耐震管は非耐震管の2、3倍と値段が高い。旧合併町を含む県内33地域のうち雲仙市など15地域がまったく取り入れておらず、52・3%の長崎市など3地域以外は全国平均の17・2%を下回る。

 断水時の給水対応も問題だ。県内21市町のうち給水車を持つのは長崎市や佐世保市など5市のみで、緊急時のマニュアルがない自治体も目立つ。県は近く各自治体にマニュアル整備を指導し、他県との相互協定なども再点検する方針だ。

 

     限られた予算の中で、耐震化対策に力を入れるためにも、

             石木ダムはもう止めましょう!

津軽ダム建設工事中止!

この非常事態にダムなんか造ってる場合じゃないでしょう?!

そんなお金があったら、すべて災害復興にまわすべき!と仲間内で吠えていたら、

ほんとに、ダム建設休止の情報が入ってきました。

青森県です。

青森県は西目屋村に建設中の津軽ダムの建設を休止したそうです。(中止ではなく休止)

建設資材や燃料の調達が困難なため、休止せざるを得なくなったというのが実情ですが。。


東奥日報 2011年3月19日(土)

建設工事が休止に/津軽ダム

東日本大震災の影響を受け、国が西目屋村に建設中の津軽ダムの工事が休止に追い込まれ、2016年度を目指している完成時期もずれ込む見通しであることが18日、分かった。

同ダム工事事務所が本紙取材に明らかにした。建設資材や燃料の調達が困難なためだという。

同事務所によると、3月までの年度内は休止の方向で業者と調整し、11年度からの工事は当面着手しない。

休止期間は未定。

ダム工事を請け負う建設業者は「物流が滞り、アスファルトや鉄鋼が入ってこない」と内情を語る。

別の業者は「重機を動かす軽油の調達が難しい。

いつ震災前の供給状態に戻るかも分からないので、工程の計画が立てられない」と話した。

同村の関和典村長は本紙取材に「(国の新年度予算で)被災地の復興が優先され、国直轄の公共事業である津軽ダム建設工事も影響を受ける」と工事休止長期化に伴う地域経済の先行きに懸念を示した。

津軽ダムは本体工事着工が08年。

工事が順調に進めば工事進捗(しんちょく)率は3月末で46%(事業費ベース)になる予定だった

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110319105937.asp

 

被災地だけでなく、すべての自治体で、ダム建設の中止、

少なくとも休止を決めてほしい。


ダム決壊! 犠牲者4人!

ずいぶん遅い報告で申し訳ありません。

3月11日の東北地方太平洋沖地震と大津波は、未曾有の被害をもたらしました。

その爪痕の大きさに、誰もが言葉もなくTV画面を見つめるばかり・・・

その衝撃も冷めやらぬうちに、福島原子力発電所に異常事態発生!

爆発、火災、放射能漏れ・・・

日本だけでなく、世界中がその成り行きを固唾を飲んで見つめています。

 

ということで、こちらに入る情報もほとんど原発に関することばかりで、

3月11日に発生したダム決壊のニュースが埋もれてしまっていました。

 



ダム決壊 5棟流出 福島・須賀川


 福島県須賀川市にある農業かんがい用の藤沼ダムが11日、決壊した。流域の家屋5棟が流され、8人が行方不明に。12日午後3時までに4人の遺体が見つかった。

 決壊は地震直後だったという。泥流が流域の家屋や田畑を襲った。流されなかった住宅も流木に壁を打ち抜かれたり、泥流で家具が押し流されたりする被害に遭った。

 ダムの約1キロ下流に住む農業小川祐治さん(68)は「ガラガラガラと変な音がして自宅を出た。大木が一気に流れてきた。恐ろしかった」と振り返った。

 自宅の床上が泥水で浸水した無職男性(48)は「鉄砲水が来たので110番した。いくら巨大地震といってもダムが弱かったのでは」と話した。

 藤沼ダムは1949年完成した。えん堤は高さ18.5メートル、長さ110メートルで貯水量は150万立方メートル。土の堤の一部をコンクリートで補強していたという。

                                                   (河北新報3月13日)

 

あのダムは古いから…石木ダムは違います。

と、県は言うでしょう。

決壊しても仕方ないとでも?

4人亡くなっても経年を言い訳にするのでしょうか?

確か、県は、事業認定の説明会で、ダムは100年もちますと言ってましたよね?

まだ62年じゃないですか。

 

いや、今回のは世界でもまれにみる想定外の大地震で…

と、県は言うでしょう。 

そんな大地震はここ長崎には起こり得ないと断言できますか?

できるはずはありませんね。

 

ならば、もう止めましょうよ。

川棚町民の命を脅かすダムを造るのは。

 

石木ダムを今すぐ中止して、

石木ダムに使うはずだった予算を、被災地の復興のために使ってもらいましょうー! 

 

 

3・14団結集会

今年の3・14団結大会は、3月13日でした。

この地にダム計画が持ち上がって49年。

地元住民は1974年「石木ダム建設反対同盟」を結成し、県や町に抗議してきましたが、

県によるあの手この手の切り崩しにあい、同盟の結束は崩れ…

1980年3月14日、「石木ダム建設絶対反対同盟」を新たに結成。

この日記念して毎年、団結集会が開催されています。

今年で32年目です。

長い長い年月です。

同盟の皆さんの思いの深さ、団結の強さが、今年もまたしっかりと伝わってきました。

 

支援者から、次々に応援メッセージが語られます。

参加できなかった人からは、心のこもった手紙が届き、読み上げられました。

上の写真は、佐世保市議の山下さん。

まるで委員会の時の説明のように、フリップを用意しての熱弁です。

 

最近は若者の活躍も目立ってきました。

団結を守ることに必死だった親の世代と異なって、

若者たちは、自ら外に向かって発信し、アンテナを張って仲間を求めています。

今日は、上関原発に反対し、祝島の島民と一緒に運動している「虹のカヤック隊」のらんぼう君も参加です。

 

決議文が朗読され、大きな拍手。

そして「ガンバロー」の元気な声が、狭くて古い川原公民館に響き渡りました。

 

最後は「We Love こうばる」合唱団による『川原のうた』

いつも小さな体で精一杯歌うHちゃんとK君が、とても頼もしく見えました。

 

お待ちかねの親睦会。

川原の主婦たちの、腕によりをかけた美味しい美味しいお料理がテーブルいっぱいに並びます。

おにぎり、唐揚げ、サラダ、煮物、和えもの、汁もの、お萩に団子…

どれもこれもとても美味しいのですが、やはり、山菜料理とシシ肉の旨煮が絶品でした。

 

この心からのもてなしは、川原の自然が生んだ食の幸と、

その自然を愛する人々の団結の中で伝えられてきた技の宝によるものです。

 

この幸と宝が、どうか永遠に続きますよう・・・ 

 

 

石木ダム建設事業の検証に係る関係住民説明会

3月11日夜7時から関係住民説明会が開かれました。

6日の討論会と同じ会場です。

 

でも、席はがらがら…。

大地震の発生で、町民はテレビの前に釘付けかな?

それとも、6日の6時間にも及ぶ討論会でもう十分!と思ったのかな?

 

県は「説明会」と名付けていますが、

県側の説明は短めに切り上げ、ダム推進・反対、双方の意見を聴いてくれました。

が、それは、やはり聞き置くだけ。

質問への簡単な答えは返すけど、決して議論しようとしない。

逃げていると思いました。

 

推進派の人はもっと露骨です。

「こんな説明会はもう止めてもらいたい、不愉快だ」

「説明なら新聞にちゃんと書いてある。それを読めばわかるはず」

 

この方たちを荒瀬ダムにお誘いしたい。

雪浦ダムにご案内したい。

そこの住民の方々のお話を聴いてもらいたい。

そう思いました。。

 

いま日本中の目が注がれている福島原子力発電所。

半径20km以内からの避難勧告が出ている。

原発を誘致する時は、県も町も住民に言ったはず。

原発がどんなに安全か。原発で雇用は生まれ、観光客は増え、補助金は付き、町は栄えると。

 

でも、現実は・・?

常に命に関わる危険と隣り合わせで暮らしていかなければならない。

今回のようなことが起こって初めてそれに気付いても、もう遅い。

いま、非難の途中で被爆した人も出てきている。

原発作業員に死者も出ている。

 

ダムも原発も同じ。

造るときには美味しい話しか言わない。

造った後で被害が起きても責任は取らないし、取れない。

 

私たちの暮らしは、私たち自身で考え、選択しましょうよ。

何が本当のことなのか、

一緒に考えていきましょうよ。

まだ、今なら引き返せます!

 

 


この時の様子は、ちかさんが徹夜でアップロードして、翌日さっそくユーチューブに投稿してくれました。

http://www.youtube.com/watch?v=k07PJfglMCQ


石木タ?ム建設事業の検証に係る関係住民説明会.mov